俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
何時の間にか眠っていたらしく、研吾に起こされた。

「優依、大丈夫か?気分悪い?
起きられるか?」

「おかえり。研吾が出張から帰って来てから
いうつもりだったのに、ごめんね。
仕事できなかったでしょう?」

「何言ってるんだ。優依より大事な物なんか
ないんだよ。それに二人の赤ちゃんの
事だよ。俺にも最初っから関わる
権利があるだろう?」

そう言って、嬉しそうに優依のお腹をなでているデレデレの顏の研吾。

これで妊娠してなかったらどうしよう。

「ねえ、検査薬って100%正確じゃ
ないんだよ。あまり期待しないでね」

「分かってるって、飛行機の中で妊娠に
ついては色々調べたんだから、
とりあえず予約してあるから
そろそろ行こうか」

研吾は少し前に帰っていたらしく、車を出してマンションの前に止めて、毛布やらクッションやらを車に積み込んで用意していたようだ。

車の中で爺様から電話がかかってきたことを伝えると

「なんで予約が爺さんに筒抜けになんだ!
個人情報とかどうなってるんだ、まったく」

「ほんとにね。でも研君大喜びで寿命が
延びるって言ってたよ。なんかそのあと
また後でって言ってたのが
気になるんだけどね」

そう言うと研吾はぎくっとしていた。
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