愛は花あられ

そして、その日のお昼頃。
丁度、休憩に入ろうとしている時、わたしのスマホが振動した。

ん?LINE?

わたしは"新着1件"になっているLINEを開いてみると、トーク一覧の一番上に高校時代からの友人である真由美の名前が表示されていた。

真由美、久しぶりだ。
ここ数年、連絡取ってなかったなぁ。

真由美からのLINEを開いてみると、そこには「妃都、久しぶり!元気?来週の金曜日に友里と梓と一緒に久しぶりに飲みに行くんだけど、妃都も行かない?」と書いてあった。

わたしは真由美からのLINEに「行く!」と返信した。



「と、LINEがきたんですが、、、行ってきてもいいですか?」

わたしはその日帰宅すると、真由美からLINEで飲みに誘われたことを話した。

すると、わたしの隣でパスタを盛り付ける為のお皿を用意しながら、師道社長は「いいよ。たまには、息抜きしとおいで。」と言ってくれた。

「ありがとうございます。」
「いつも頑張ってくれてるからね。久しぶりに友達と会って、色々溜め込んでるものを吐き出しておいでよ。」

そう話しながら、出来上がったタラコパスタをお皿に盛り付け、最後に刻み海苔を散らす。

師道社長は「ただ、ナンパされないように気を付けてよ?妃都は、綺麗だから。」と言うと、わたしの頬に手を触れ、額にキスをした。

「大丈夫ですよ。わたし、もうそんなナンパされるような歳じゃないですから。」
「そんなことないよ。妃都は、俺の自慢の妻なんだから。」

そう言って、わたしが出掛ける事を許してくれた師道社長だったが、表情はどこか切なげだった。

心配してくれてるんだろうなぁ。
わたしはその心配を払拭出来るように、羽目を外し過ぎないように気をつけなきゃ。

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