愛は花あられ
そして、自宅のタワーマンションに到着し、駐車場に車を停めると、師道社長はなかなか車を降りようとせず、シートベルトを外してわたしの方を向くと「今日は息抜き出来たかい?」と言った。
「はい、息抜き出来ました。ありがとうございます。また月曜日から頑張ります!」
わたしがそう言うと、師道社長はハハッと笑い、「妃都は本当に仕事熱心で頑張り屋さんだよなぁ。」と言った。
それから師道社長はわたしの方に身体を寄せると、「そんな妃都に惚れたんだけどさ。」と言い、わたしの頬に手を添え、鼻が触れるくらいの距離まで顔を寄せてきた。
「あれ?今日は、俺の唇を阻止しないの?このままなら、、、キスしちゃうよ?」
「わたし、、、お酒くさいですよ?」
「そんなの構わない。、、、いいの?」
師道社長の言葉にわたしは全身に心臓の鼓動が響く程に緊張しながら、コクリと頷いた。
すると、師道社長の唇がわたしの唇に重なり、何度か短いキスを繰り返したあと、一度唇を離し、師道社長の吐息を感じる距離でわたしを見つめた。
それから再び唇を重ねると、さっきよりも長く深く、甘いキスにわたしの身体はとろけてしまいそうになった。
キスって、こんなに気持ち良いものだっけ、、、
キスって、こんなに甘くて身体が熱く火照るものだっけ、、、
激しくなっていくキスと、わたしの弱いところを知っている師道社長はわたしの耳にキスをしてきた。
「あ、、、っ、、」
つい声が漏れてしまい、わたしは恥ずかしさから「し、師道社長、これ以上は、ここでは、、、」と言った。
すると師道社長は意地悪そうな笑みを浮かべ、「そうだね。こんな可愛い妃都を他の人に見せたくないからね。」と言った。
「そうじゃなくて、、、」
「続きは、あとでね。」
続きは、、、あとでね、、、?
今夜、わたしは、、、この続きをすることになるの?