愛は花あられ
「何なの?わたし、誠太にプライベートな相談なんてした事ないけど。"好きでもない"なんて決めつけないでくれる?」
「だって、突然師道社長と結婚だなんて、無理矢理に結婚させられたんだろ?そんな"社長"ってゆう自分の立場を利用して結婚させるような男、やめておけよ。」
「それ、どの口が言ってるの?わたしを裏切ったくせに、、、」
「あの時は悪かったと思ってるよ。でも、やっぱり、、、俺には妃都しかいないんだ!」
誠太がそう言った、その瞬間。
面談室のドアが開いた。
ふとドアの方を向くと、そこには師道社長の姿があり、「ここに居たのか。」と言い中に入って来ると、ドアをゆっくりと閉めた。
「高坂さん、お手洗いの場所はここじゃないよ?僕に着信があったのをいい事に、随分と大胆な事をしてくれるじゃないか。」
師道社長はそう言い、スーツのズボンのポケットに手を入れると、ゆっくりとこちらへ歩み寄って来た。
誠太は師道社長を睨みつけながら、わたしから一歩下がって離れた。
そして師道社長はわたしの肩を抱くと、「僕の妻に手を出そうだなんて、どうゆうつもりだい?」と誠太に問い掛けた。
師道社長は一見冷静に見えたが、その言葉にはどこか強い怒りを感じた。
「師道社長、失礼ですが、、、妃都との結婚は、きちんと同意の上での結婚なんでしょうか?」
「もちろんだよ。」
「ご自分の立場を利用して、無理に同意させたんじゃないですか?」
誠太の言葉に苛ついたわたしは、「誠太!師道社長に失礼よ!」と言った。
すると師道社長は「妃都、いいんだよ。強ち間違ってはいないからね。」と言い、その言葉に誠太は「やっぱりな。」と勝ち誇ったような表情を浮かべた。