ダーリンと呼ばせて~嘘からはじめる三カ月の恋人~
(あ、もしかして届いたかな)
この間街中のショーウィンドウで思わず見惚れた物がある。温かみのあるニットモチーフでラッピングされたスノードームだ。目深にぼうしを被ったサンタクロースが愛らしくて、球体に舞う金の雪がすごく可愛いかった。
家に帰ってからなんだか無性に欲しくなった。衝動に近い感覚で、欲しいと思ったら止まらなかった。どうしてあの時店に入って買わなかったのだろう、そう思うほど。
夜にショップのホームページを覗いたらネット販売されていて迷わずポチリ。
それが多分届いたのだろう。嬉しくなって迷うことなく玄関まで走り、相手を確認もせず扉を開けた。
「はーい……え?」
なぜ? まずはその言葉しかでてこない。
(え、なんで?)
「……相手が誰か確認せずドア開けるの?」
「え、なん……え?」
「ちゃんと相手を確認しないとダメだろう。一人暮らしの女性として自覚ある?」
「え、あ……すみません……宅配かなって」
「宅配でもいろんな奴いるんだから信用して開けちゃダメ」
「あ、はい……って、え?! なんで?!」
(なんで安積さんがいるの?!)
この間街中のショーウィンドウで思わず見惚れた物がある。温かみのあるニットモチーフでラッピングされたスノードームだ。目深にぼうしを被ったサンタクロースが愛らしくて、球体に舞う金の雪がすごく可愛いかった。
家に帰ってからなんだか無性に欲しくなった。衝動に近い感覚で、欲しいと思ったら止まらなかった。どうしてあの時店に入って買わなかったのだろう、そう思うほど。
夜にショップのホームページを覗いたらネット販売されていて迷わずポチリ。
それが多分届いたのだろう。嬉しくなって迷うことなく玄関まで走り、相手を確認もせず扉を開けた。
「はーい……え?」
なぜ? まずはその言葉しかでてこない。
(え、なんで?)
「……相手が誰か確認せずドア開けるの?」
「え、なん……え?」
「ちゃんと相手を確認しないとダメだろう。一人暮らしの女性として自覚ある?」
「え、あ……すみません……宅配かなって」
「宅配でもいろんな奴いるんだから信用して開けちゃダメ」
「あ、はい……って、え?! なんで?!」
(なんで安積さんがいるの?!)