ダーリンと呼ばせて~嘘からはじめる三カ月の恋人~
「その元カレ、四宮を縛り付けてきたわけだろ? 言いたい事ややりたい事なんか大して叶ってないんじゃない?」
安積さんに問われてフト記憶を探るものの、思い出が本当に元カレに罵られているようなシーンばかりよみがえって……。
「どんなこと、してきたかな」
「そこまで記憶が病んでるのか? 可哀想に」
「……本当に、さほど思い出がないのが笑ってしまいます」
正直に答えたら笑われた。
「俺も久しぶりだよ?」
(え?)
見上げた私にニコッと微笑んでくれる笑顔が眩しくて。安積さんに真っ直ぐ見つめられて微笑まれると卒倒しそうだ。安積さんこそやめて! と、叫びたくなった。
「ひさしぶり、とは?」
「恋人ができるのは」
安積さんの口から”恋人”のフレーズが出ると胸がやられる。しかもそれが私のことだと思うとなおさらだ。
「し、信じられません」
「そう? でもそうなんだ。ずっといなかった」
ずっといなかった、そう言われても心の中でモヤッとした気持ちを無視できない。
いつか聞いた”待ってるヤツ”それの答えを今聞いてもいいだろうか。
安積さんに問われてフト記憶を探るものの、思い出が本当に元カレに罵られているようなシーンばかりよみがえって……。
「どんなこと、してきたかな」
「そこまで記憶が病んでるのか? 可哀想に」
「……本当に、さほど思い出がないのが笑ってしまいます」
正直に答えたら笑われた。
「俺も久しぶりだよ?」
(え?)
見上げた私にニコッと微笑んでくれる笑顔が眩しくて。安積さんに真っ直ぐ見つめられて微笑まれると卒倒しそうだ。安積さんこそやめて! と、叫びたくなった。
「ひさしぶり、とは?」
「恋人ができるのは」
安積さんの口から”恋人”のフレーズが出ると胸がやられる。しかもそれが私のことだと思うとなおさらだ。
「し、信じられません」
「そう? でもそうなんだ。ずっといなかった」
ずっといなかった、そう言われても心の中でモヤッとした気持ちを無視できない。
いつか聞いた”待ってるヤツ”それの答えを今聞いてもいいだろうか。