ダーリンと呼ばせて~嘘からはじめる三カ月の恋人~
「俺は怖くないの?」
そう問いかけたらあっさりと否定して。
「じゃあそれ男として見てないんじゃない?やっぱり勘違いじゃない?」
そう返したら普段では到底聞けないような荒ぶった声で言い返された。
「はぁ?! 違います! ひとりの男性としてちゃんと認識してお慕いしております!」
「ずっと! それこそ安積さんは出会った時からずっと素敵です! 時間を重ねるほどときめいて怖くなるなんか一度もない。むしろ好きになっていきすぎてそれが怖いほどで……」
そこからは怒涛の嵐の様で。四宮の口からこぼれまくる言葉に羞恥心が襲ってくる。
(無理無理! 聞いてられん!)
慌ててその口を止めさせたら本人も言った言葉に気付いたのか少し落ち着いてくれてホッとしたのも束の間だった。元カレの話だったはずなのに。
「でも安積さんは、ずっと優しかった」
「私を否定することもなくって、見守るみたいに支えてくれて……ちょっとつらい日とか、しんどいなって時にちゃんと声をかけてくれて言ってくれました。大丈夫だよって」
(待て)
そう問いかけたらあっさりと否定して。
「じゃあそれ男として見てないんじゃない?やっぱり勘違いじゃない?」
そう返したら普段では到底聞けないような荒ぶった声で言い返された。
「はぁ?! 違います! ひとりの男性としてちゃんと認識してお慕いしております!」
「ずっと! それこそ安積さんは出会った時からずっと素敵です! 時間を重ねるほどときめいて怖くなるなんか一度もない。むしろ好きになっていきすぎてそれが怖いほどで……」
そこからは怒涛の嵐の様で。四宮の口からこぼれまくる言葉に羞恥心が襲ってくる。
(無理無理! 聞いてられん!)
慌ててその口を止めさせたら本人も言った言葉に気付いたのか少し落ち着いてくれてホッとしたのも束の間だった。元カレの話だったはずなのに。
「でも安積さんは、ずっと優しかった」
「私を否定することもなくって、見守るみたいに支えてくれて……ちょっとつらい日とか、しんどいなって時にちゃんと声をかけてくれて言ってくれました。大丈夫だよって」
(待て)