超短編・戦闘人形は敵国皇子に溺愛される
なんて乱暴な兵士だろう。

まぁ、軍の教官よりもマシか。


お辞儀をするという選択肢か私には残っていないようだ。


お辞儀をしようとしたその時。



「やめろ!こんな子供に!」



玉座の方から男の人の声がした。


私は下を向いていて顔はよくわからない。


すると男の人は、私を見つめた。


足音が近づいてきている。





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