超短編・戦闘人形は敵国皇子に溺愛される

その人は、私の顔を見ると、少し悲しげな表情を浮かべて言った。


「この子を僕にくれないか?」



………は?



え?ん…ど?


ちょっとまって。それってどうゆう?


私が要するにこいつの部下になるってことだよね。


敵国の兵士になるってことだよね。


え。ぜっっっっっっったいに嫌!


私の人生どうなっちゃうの!

< 13 / 24 >

この作品をシェア

pagetop