超短編・戦闘人形は敵国皇子に溺愛される
「そいつは、罪人なのだぞ!ルーシャス皇子あなた様は、王家の人間で未来の国王様なのですよ!」


どうやら私を引き取ろうとしてるバカは、どうやら王家の人間らしい。


男は言った。


「私の勝手だ」


そう言って私の手を引いてはどこかに連れていった。


私は地面しか見ていないのでどこに向かっているのかわからない。


ルーシャスと呼ばれている男は何か召使いに何か頼んでるようだ。


「風呂に入れ」


彼は言った。
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