【完結】悲劇の継母が幸せになるまで
(エディットside)
* * *
エディットは王族御用達のブティックから放り出されて呆然としていた。
ここの店を予約するために父に頼み込んで、一カ月も待ったのにドレスを買うことができなかった。
この店は国一番のブティックといっても過言ではない。
ここのドレスを着ることができるのが貴族間の中でもステータスなのだ。
オーダーのドレスを作れるのは選ばれた人のみ。
今日のために体型も整えて王家主催のパーティーに向けて、勝負するつもりだった。
王家主催のパーティーでティンナール伯爵家の権威を見せつけたかった。
そして一緒に伯爵家を支えていくエディットに相応しい見目がいい婚約者を見つける予定だったのに。
(どうしてわたくしが外に出されて、あのヴァネッサが店にいられるというの?)
怒りに震えるエディットと同じように母も衛兵に抗議を繰り返す。
父は「おい、やめてくれ!」と言って叫んでいるが聞く耳を持つ様子はない。
(この店はわたくしよりも、ヴァネッサを選ぶというの!? そんなのあっていいはずないでしょう?)
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エディットは王族御用達のブティックから放り出されて呆然としていた。
ここの店を予約するために父に頼み込んで、一カ月も待ったのにドレスを買うことができなかった。
この店は国一番のブティックといっても過言ではない。
ここのドレスを着ることができるのが貴族間の中でもステータスなのだ。
オーダーのドレスを作れるのは選ばれた人のみ。
今日のために体型も整えて王家主催のパーティーに向けて、勝負するつもりだった。
王家主催のパーティーでティンナール伯爵家の権威を見せつけたかった。
そして一緒に伯爵家を支えていくエディットに相応しい見目がいい婚約者を見つける予定だったのに。
(どうしてわたくしが外に出されて、あのヴァネッサが店にいられるというの?)
怒りに震えるエディットと同じように母も衛兵に抗議を繰り返す。
父は「おい、やめてくれ!」と言って叫んでいるが聞く耳を持つ様子はない。
(この店はわたくしよりも、ヴァネッサを選ぶというの!? そんなのあっていいはずないでしょう?)