【完結】悲劇の継母が幸せになるまで
「お父様もいかがですか?」
「俺は……遠慮する」
「ギルベルト様もたまにはどうですか?」
「…………」
ヴァネッサがそう言うと、ギルベルトはこちらに近づいてくる。
そしてヴァネッサが左手で持っていたクッキーを手に取り、パクリと口に含んだ。
あまりの色気にヴァネッサはギルベルトの唇に釘付けになってしまう。
ペロリと舌が唇をなぞるのから目が離せない。
呆然としているヴァネッサだったが、ギルベルトは何を思ったのか左手の薬指に唇を寄せる。
「……甘いな」
「~~~~っ!?」
甘い笑顔にヴァネッサ含めで周囲にいた女性たちもギルベルトの色気に当てられてクラクラしてしまう。
アンリエッタも口元を押さえて嬉しそうだ。
ギルベルトがアンリエッタの口を拭うように親指でなぞる。
彼から目が離せなくなり、薄づきの化粧では隠せないためか肌が赤らんでいく。
そんな色っぽいヴァネッサに気がついて、周囲の目から隠そうとギルベルトは奮闘していた。
少し落ち着いたところでヴァネッサは改めて周りに目を配る。
貴族はヴァネッサたちを見て驚いていたり、羨んでいたり、様々な表情をしている。
だけどこのパーティーでギルベルトの悪い噂はすべて消えることを祈るばかりだ。
少なくともこれを見てギルベルトを悪く言うことはないだろう。
このままパーティーがうまくいくようにアンリエッタと目を合わせて頷いた時だった。
「俺は……遠慮する」
「ギルベルト様もたまにはどうですか?」
「…………」
ヴァネッサがそう言うと、ギルベルトはこちらに近づいてくる。
そしてヴァネッサが左手で持っていたクッキーを手に取り、パクリと口に含んだ。
あまりの色気にヴァネッサはギルベルトの唇に釘付けになってしまう。
ペロリと舌が唇をなぞるのから目が離せない。
呆然としているヴァネッサだったが、ギルベルトは何を思ったのか左手の薬指に唇を寄せる。
「……甘いな」
「~~~~っ!?」
甘い笑顔にヴァネッサ含めで周囲にいた女性たちもギルベルトの色気に当てられてクラクラしてしまう。
アンリエッタも口元を押さえて嬉しそうだ。
ギルベルトがアンリエッタの口を拭うように親指でなぞる。
彼から目が離せなくなり、薄づきの化粧では隠せないためか肌が赤らんでいく。
そんな色っぽいヴァネッサに気がついて、周囲の目から隠そうとギルベルトは奮闘していた。
少し落ち着いたところでヴァネッサは改めて周りに目を配る。
貴族はヴァネッサたちを見て驚いていたり、羨んでいたり、様々な表情をしている。
だけどこのパーティーでギルベルトの悪い噂はすべて消えることを祈るばかりだ。
少なくともこれを見てギルベルトを悪く言うことはないだろう。
このままパーティーがうまくいくようにアンリエッタと目を合わせて頷いた時だった。