罪深く、私を奪って。
彼はゆっくりとジャケットを脱ぎながら、ベッドの上にいる私を見下ろす。
「私が好きならなんで、私を振ったんですか!?」
「振った? 俺が?」
脱いだジャケットを無造作に床に捨てながら、必死で喋る私を見下ろして首を傾げた。
そして一歩ベッドへと近づく。
「昨日、第三会議室で! 私、石井さんの事を好きだって言ったのに、『悪い』って……」
昨日私の捨て身の告白を拒絶しておいて、今になって好きだなんて言われても。
納得できないし、信じられない。
「ああ。振ったつもりはないのに、お前が勝手に勘違いして出て行ったんだろ」
くすりと笑いながら、彼は左手をベッドについた。
「振ったつもりないって……。じゃあ、どうして?」
どうして悪いなんて言って途中でやめちゃったの?
そう眉をひそめた私に、彼はまた少し近づく。
「好きな女に煽られたからって、コンドームもなく会社でするわけないだろ」
「コ……ッ!!!」
彼の口からでてきたその言葉に驚いて顔が熱くなった。
お願いだからそんな生々しい言葉を、そんな平然と言わないで。
今度は彼の右膝がベッドに乗った。
ぎしり、微かにベッドのスプリングがきしむ。
「あのまま勢いで生でやるほど、ガキでも無責任でもない」
そうだよね。大切ですよね。
ごめんなさい無知で。
気持ちばかりが先走って、あの時はそんな事少しも考えられなかった。
「私が好きならなんで、私を振ったんですか!?」
「振った? 俺が?」
脱いだジャケットを無造作に床に捨てながら、必死で喋る私を見下ろして首を傾げた。
そして一歩ベッドへと近づく。
「昨日、第三会議室で! 私、石井さんの事を好きだって言ったのに、『悪い』って……」
昨日私の捨て身の告白を拒絶しておいて、今になって好きだなんて言われても。
納得できないし、信じられない。
「ああ。振ったつもりはないのに、お前が勝手に勘違いして出て行ったんだろ」
くすりと笑いながら、彼は左手をベッドについた。
「振ったつもりないって……。じゃあ、どうして?」
どうして悪いなんて言って途中でやめちゃったの?
そう眉をひそめた私に、彼はまた少し近づく。
「好きな女に煽られたからって、コンドームもなく会社でするわけないだろ」
「コ……ッ!!!」
彼の口からでてきたその言葉に驚いて顔が熱くなった。
お願いだからそんな生々しい言葉を、そんな平然と言わないで。
今度は彼の右膝がベッドに乗った。
ぎしり、微かにベッドのスプリングがきしむ。
「あのまま勢いで生でやるほど、ガキでも無責任でもない」
そうだよね。大切ですよね。
ごめんなさい無知で。
気持ちばかりが先走って、あの時はそんな事少しも考えられなかった。