罪深く、私を奪って。
そしてそう言われると、その行為の生々しさに燃え尽きてしまいそうなほど顔が熱くなった。
私は会社の会議室で何をしようとしてたんだ。
もうやだ。
恥ずかしくて死にそうだ。
石井さんにその情けない顔を見られたくなくて、両手で顔を覆ってうつむく。
すると、またぎしりとスプリングがきしんだ。
「いきなり逃げられて、俺の方が振られたかと思った」
耳元でそう囁く低い声。
恐る恐る顔を上げると石井さんは驚くほど近くにいた。
覆いかぶさるようにして、ベッドの上に座る私の事を見下ろしていた。
……嘘つき。
そんな事少しも思ってないくせに。
いつだって余裕な石井さんが、振られるなんて思うわけない。
「じゃ、じゃあなんであんなに冷たかったんですか!?」
「冷たい?」
「私を見てるとイライラするって言ったり、すごく冷たい目で私を見たりするから。私、石井さんに嫌われてると思ってたのに……」
私の言葉を遮るように、石井さんの唇が重なった。
優しく触れるだけのキスなのに、一瞬電流みたいな甘い刺激が首筋あたりに走った。
その唇の暖かく柔らかい感触に、あっという間に理性が溶けてしまいそうになる。
ぎゅっと肩をすくめて緊張で身を固くする私に、わざと勿体ぶるような触れるだけのキスを繰り返しながら彼がゆっくりと言葉を発した。
「お前が俺を苛立たせるから」
「ん……私が?」
私は会社の会議室で何をしようとしてたんだ。
もうやだ。
恥ずかしくて死にそうだ。
石井さんにその情けない顔を見られたくなくて、両手で顔を覆ってうつむく。
すると、またぎしりとスプリングがきしんだ。
「いきなり逃げられて、俺の方が振られたかと思った」
耳元でそう囁く低い声。
恐る恐る顔を上げると石井さんは驚くほど近くにいた。
覆いかぶさるようにして、ベッドの上に座る私の事を見下ろしていた。
……嘘つき。
そんな事少しも思ってないくせに。
いつだって余裕な石井さんが、振られるなんて思うわけない。
「じゃ、じゃあなんであんなに冷たかったんですか!?」
「冷たい?」
「私を見てるとイライラするって言ったり、すごく冷たい目で私を見たりするから。私、石井さんに嫌われてると思ってたのに……」
私の言葉を遮るように、石井さんの唇が重なった。
優しく触れるだけのキスなのに、一瞬電流みたいな甘い刺激が首筋あたりに走った。
その唇の暖かく柔らかい感触に、あっという間に理性が溶けてしまいそうになる。
ぎゅっと肩をすくめて緊張で身を固くする私に、わざと勿体ぶるような触れるだけのキスを繰り返しながら彼がゆっくりと言葉を発した。
「お前が俺を苛立たせるから」
「ん……私が?」