罪深く、私を奪って。
「あの、足……」
足の先、痛みが走った場所を見ると、そこには白いふわふわの生き物が私の足の指先にじゃれついていた。
「ああ……。忘れてた」
ふ、と短く息を吐いて石井さんの表情が柔らかくなる。
無邪気な彼女には、ベッドの上での私たちが楽しく遊んでいるように見えたのか。
シーツの上で小さく痙攣するように動く私の足先が獲物のように見えたのか。
白い猫が黒い目を大きく光らせ、楽しそうに私の足に爪をたてていた。
「悪いけど、邪魔すんな」
優しく笑いながら、石井さんはシロを抱き上げてその小さな額に軽くキスをする。
そのキスに、渋々納得したように彼女は「ニャ」と短く鳴いた。
そして彼は紳士的な態度でシロを寝室から締め出して、私のほうを振り返った。
「足、大丈夫だったか?」
心配そうにそう言いながら、さっきまでシロが爪を立てていた足の先を持ち上げる。
「だ、大丈夫!」
「悪い。ストッキング、破れてる」
「そんなの……」
ストッキングなんて別に破れていてもいいから、そうやって足を持ち上げられて観察されてる方がずっと恥ずかしいんだけど。
そう思って石井さんの手の中から足を引き抜こうとすると、
「このまま破かれるのと、普通に脱がされるの。どっちがいい?」
「は……?」
意地悪に笑いながら、どちらもとても選べそうにない二択を私につきつけた。
足の先、痛みが走った場所を見ると、そこには白いふわふわの生き物が私の足の指先にじゃれついていた。
「ああ……。忘れてた」
ふ、と短く息を吐いて石井さんの表情が柔らかくなる。
無邪気な彼女には、ベッドの上での私たちが楽しく遊んでいるように見えたのか。
シーツの上で小さく痙攣するように動く私の足先が獲物のように見えたのか。
白い猫が黒い目を大きく光らせ、楽しそうに私の足に爪をたてていた。
「悪いけど、邪魔すんな」
優しく笑いながら、石井さんはシロを抱き上げてその小さな額に軽くキスをする。
そのキスに、渋々納得したように彼女は「ニャ」と短く鳴いた。
そして彼は紳士的な態度でシロを寝室から締め出して、私のほうを振り返った。
「足、大丈夫だったか?」
心配そうにそう言いながら、さっきまでシロが爪を立てていた足の先を持ち上げる。
「だ、大丈夫!」
「悪い。ストッキング、破れてる」
「そんなの……」
ストッキングなんて別に破れていてもいいから、そうやって足を持ち上げられて観察されてる方がずっと恥ずかしいんだけど。
そう思って石井さんの手の中から足を引き抜こうとすると、
「このまま破かれるのと、普通に脱がされるの。どっちがいい?」
「は……?」
意地悪に笑いながら、どちらもとても選べそうにない二択を私につきつけた。