罪深く、私を奪って。
「けっこう長生きするよ。純血の血統書付きより色々混じってる方が長生きらしいし」
「でも、あの子猫は灰色だったのに」
「あの時は汚れてたからな。家に連れて帰って洗ってやったら白くなった」
「嘘みたい……」
知らなかった。
石井さんがあの時の子猫を飼っていたなんて。
思わずベッドから起き上がろうとすると、石井さんに阻まれた。
「どこ行く気だよ?」
「思いきりシロを抱きしめたいです」
そう石井さんに言うと、
「無理」
と、冷たく却下された。
一度起き上がった私の体を乱暴にベッドに押し倒して、その傲慢なくらい魅力的な顔で私を見下ろして微笑む。
「これ以上焦らすなよ」
「焦らしてなんか……」
「ずっと焦らされて、いい加減もう限界なんだけど」
そう言いながら、私の耳たぶを軽く噛む。
「ん……!」
思わず漏れた私の声に、覆いかぶさる男が小さく笑った。
どちらかというと、私の方が焦らされて弄ばれてる気がする……。
「自分は簡単にキスできるくらい隙だらけなくせに、キスした俺の事をすごい目で睨むし」
耳のふちに舌を這わせながら、平然と話を続ける石井さん。
「かと思えば、人の家のソファーで無防備に眠り込んだりするし」
耳のすぐそばで響くその低い声と吐息に、もう全身が溶けだしてしまいそうだ。
「会社の会議室で突然誘って来たりするし。ずっと焦らされてきたんだけど?」
「でも、あの子猫は灰色だったのに」
「あの時は汚れてたからな。家に連れて帰って洗ってやったら白くなった」
「嘘みたい……」
知らなかった。
石井さんがあの時の子猫を飼っていたなんて。
思わずベッドから起き上がろうとすると、石井さんに阻まれた。
「どこ行く気だよ?」
「思いきりシロを抱きしめたいです」
そう石井さんに言うと、
「無理」
と、冷たく却下された。
一度起き上がった私の体を乱暴にベッドに押し倒して、その傲慢なくらい魅力的な顔で私を見下ろして微笑む。
「これ以上焦らすなよ」
「焦らしてなんか……」
「ずっと焦らされて、いい加減もう限界なんだけど」
そう言いながら、私の耳たぶを軽く噛む。
「ん……!」
思わず漏れた私の声に、覆いかぶさる男が小さく笑った。
どちらかというと、私の方が焦らされて弄ばれてる気がする……。
「自分は簡単にキスできるくらい隙だらけなくせに、キスした俺の事をすごい目で睨むし」
耳のふちに舌を這わせながら、平然と話を続ける石井さん。
「かと思えば、人の家のソファーで無防備に眠り込んだりするし」
耳のすぐそばで響くその低い声と吐息に、もう全身が溶けだしてしまいそうだ。
「会社の会議室で突然誘って来たりするし。ずっと焦らされてきたんだけど?」