罪深く、私を奪って。
彼女がいるのに私にキスをして。
亜紀さんに対して、まったく罪悪感を感じないの?
「最低……」
「亜紀に言いたいなら言えばいいだろ。悪いけど、俺は亜紀の所有物じゃない」
当然のように酷い事を言う、低く艶のある声。
「……ひどい! 亜紀さんに悪いとか、思わないんですか!?」
私がそう声を上げると
彼はゆっくりと息を吐きながら、長い指で気だるげに髪をかきあげた。
「じゃあ、お前は?」
私のことを見下ろしながら微かに目を細める。
その彼の視線に、ぞくりとした。
「さっきから亜紀も一緒だと思ったから来たとか、亜紀と付き合ってるくせにとか。人のせいにしてばっかりだな」
「……っ!」
冷たくそう言われて、無意識のうちに人のせいにするような言い方をしていた自分に気づいて、恥ずかしくなった。
カッと熱くなった頬を見られたくなくて、俯いて唇を噛む。
……悔しい。
でも何も言い返せなくて、ただ俯いているだけの自分が情けなかった。
「そうやって都合が悪くなったら黙り込んで俯いて。自分の意思もろくに言えないくせに、人のせいにばっかして」
俯いた私に、彼の冷たい声が容赦なく降ってくる。
「お前みたいな女見てると、本当にイライラする」
彼の言葉のひとつひとつが、深く胸に突き刺さる。
「……そんなにイライラするんなら、私の事なんて放っておいてください」
亜紀さんに対して、まったく罪悪感を感じないの?
「最低……」
「亜紀に言いたいなら言えばいいだろ。悪いけど、俺は亜紀の所有物じゃない」
当然のように酷い事を言う、低く艶のある声。
「……ひどい! 亜紀さんに悪いとか、思わないんですか!?」
私がそう声を上げると
彼はゆっくりと息を吐きながら、長い指で気だるげに髪をかきあげた。
「じゃあ、お前は?」
私のことを見下ろしながら微かに目を細める。
その彼の視線に、ぞくりとした。
「さっきから亜紀も一緒だと思ったから来たとか、亜紀と付き合ってるくせにとか。人のせいにしてばっかりだな」
「……っ!」
冷たくそう言われて、無意識のうちに人のせいにするような言い方をしていた自分に気づいて、恥ずかしくなった。
カッと熱くなった頬を見られたくなくて、俯いて唇を噛む。
……悔しい。
でも何も言い返せなくて、ただ俯いているだけの自分が情けなかった。
「そうやって都合が悪くなったら黙り込んで俯いて。自分の意思もろくに言えないくせに、人のせいにばっかして」
俯いた私に、彼の冷たい声が容赦なく降ってくる。
「お前みたいな女見てると、本当にイライラする」
彼の言葉のひとつひとつが、深く胸に突き刺さる。
「……そんなにイライラするんなら、私の事なんて放っておいてください」