北原くんは、会長の旦那様(月の蜜)
ゆえが、東京で仕事終わって、明日は、中学校に用品を買に行く日。
ゆえは、中学の近くに、ホテルをとった。
そのホテルも、豪華なホテルだった。
「悠斗、ちょっと、チェックインしてくる。」
「はぁい。」
チェックインを済ますと、ゆえが来た。
「ここのドリンクとお菓子とか食べ放題だって。」
「そうなの?
じゃあ、オレンジジュースもケーキも食べ放題なの?
食べていい?」
「いいよ。」
そこに、圭介兄と彼女が来た。
俺とゆえは、咄嗟に、お揃いの携帯を隠した。
「あれ?
悠斗じゃん。
ここで何してるんだ?」
「白々しい…。
どうせ、母さんに聞いたんだろ?」
「当たり。」
「なんか用?
ってか、何で近場にホテル取ってんだよ?」
「別にいいだろ?
ゆえちゃん、この間は、ごめんね。
泣かせるつもりはなかったんだ。」
ゆえは、俺の後ろに隠れた。
「圭介兄、ここに居るの?
居るなら、俺たちは部屋に行く。」
「お前らに着いて行こうかな?」
「迷惑!!
ゆえ、泣きそうだし。」
「ゆえちゃん…。」
「近付くな!!
ゆえ、行こう。」
「うん。」
俺とゆえは、部屋に入った。
「ここなら、圭介兄も来ないでしょ。」
「うん。」
「ゆえ、大丈夫だよ。
俺が居るから。」
「うん。」
俺は、母さんにことの次第を話した。
「圭介がそんなことを?!
すぐに連れ戻すわ。
ゆえさんは、大丈夫?」
「だめ。
圭介兄見たら泣く。」
「圭介ったら…。
彼女と一緒なのね?
すぐ、圭介連れ戻しに行くわ。
悠斗は、ゆえさんについていてあげて。」
「分かった。」
母さんから聞いた父さんも激怒で、圭介兄は連れ戻されることに。
「何で、帰らなきゃいけねんだよ!」
「あんた、ゆえさん泣かしたんだって?」
「悠斗から聞いたのか?」
「そうよ。
あんた、いい加減にしなさいよ?」
「だって、悠斗が悪いんだよ!
俺のゆえとるから!」
「違うでしょ!
悠斗とゆえさんは、相思相愛なの!
あんたが邪魔してるだけ!
ったく…。
弟の婚約者取ろうとするとは…。
何考えてるの?
ゆえさんは、悠斗の婚約者!!
邪魔しない!!
あんた、このままじゃ、悠斗の結婚式出れないわよ?
いいの?
出れなくて。」
「いいよ。
出る気ねぇし。」
「圭介。」
「何だよ、父さん。」
「長男だから、家に置いてやっていたが、こんなことするなら、出て行ってもらうしかないな。」
「はぁ?」
「そうね。
ゆえさんには、快くうちに来て欲しいものね。
圭介、出て行きなさい。」
「本気?
これだけのことで?」
「それだけ、重いことしたのっっ!
あ、悠斗から電話だわ。
もしもし?」
「圭介兄は?」
「連れて帰ってるとこよ。
ゆえさんは?」
「俺が、そばに居ることで、落ち着いてる。」
「そう…。
ゆえさんから、離れないのよ?」
「うん。
そのつもり。
まだ、泣いてるし…。」
「まぁ…。
何かいる物ある?」
「ううん。
大丈夫。
それより、明日の用品の買い物、圭介兄、捕まえてて。」
「分かったわ。
用品買ったら、すぐどこか行くの?」
「ゆえの仕事で、今度は京都。」
「そう。
分かったわ。
邪魔は、してないみたいね。」
「してないよ。
用品、持ち帰りもあるけど、それは持って帰ってくれる?」
「分かったわ。
終わったら、取りに行くから、電話して。」
「分かった。
じゃあ。」
「はい。」
母さんと電話を切ったあと、震えるゆえに、圭介兄のことを話した。
「ホントに?」
「連れて帰られた。
だから、大丈夫だよ。」
「悠斗ぉ…。」
「はいはい。
いい子いい子。」
抱きついてきたゆえを、俺は抱きしめて、頭を撫でた。
「ゆえ、俺、ケーキ食べたい…。」
「ふふ…。
1階のラウンジ行く?」
「うん。」
俺たちは、1階に降りた。
「ケーキ全部美味しそう…。
頑張って、制覇してみようかな…。」
「ふふふ…。
頑張れ。」
「うんっ!」
俺は、7個あるケーキの中から4個取った。
ゆえは、ケーキ2個と紅茶で寛いでいた。
「悠斗、飲み物は?」
「これから、取ってくる。」
「はぁい。」
ゆえを待たせてる間に、俺のスマホが鳴った。
相手は、涼太兄。
涼太兄から、かかってくるなんて、珍しいから出た。
「涼太兄?」
「悠斗か?」
「うん。」
「明日1日、兄貴見るの、おれになったから。
「分かった。」
ゆえにそのことを伝えた。
「圭介さんに会わないなら、大丈夫。」
「大丈夫。
絶対、会わせないから。」
「うん。
ありがとう。」
「俺、ケーキ取ってくるね。」
「うん。」
俺は、残りの3種類を取って、ゆえのとこに戻った。
「これ食べたら、全部制覇。」
「ふふ…。」
「あぁ、やっと笑った。」
「!!!
そんなに笑ってなかった?」
「うん。」
ゆえはニコッと笑ってくれた。
ケーキを食べ終えて、夕食まで時間があったので、1度部屋に戻ることにした。
「ゆえ、明日、買い物が終わったら、京都に行くんでしょ?」
「そうよ。」
「京都のどの辺に職場があるの?」
「祇園よ。
舞妓遊びでもする?」
「したい!!
でも、一見さんお断りでしょ?」
「ゆえさんに任せなさい!」
そう言って、ゆえは誰かに電話し始めた。
「天使の名前が、使えるようにして、欲しいの。
いいかしら?」
「かしこまりました。
手配いたします。」
「よろしく。」
電話を終えると、ゆえは俺を見た。
「悠斗、舞妓遊びできるよ。」
「いいの?」
「いいよ。」
「楽しみ!!」
「まずは、買い物だけどね。」
「うん。」
夕食の時間になって、1階のラウンジに行った。
ラウンジは、バイキング会場へと変わっていた。
「ゆえ、バイキングだ。」
「そうよ。」
「お寿司もステーキもある!」
「悠斗、落ち着いて。」
「そ…そうだね。」
俺は、お寿司とステーキをたらふく食べた。
ゆえは、お寿司とお刺身を沢山食べていた。
「ゆえ、デザートは?」
「ルームサービスで、フルーツ頼むわ。」
「じゃあ、俺もルームサービスにしよ。」
「いいの?」
「うん。」
「じゃあ、部屋に帰ろうか?」
「うん。」
部屋に帰ると、すぐにルームサービスを頼んだ。
ルームサービスが来ると、俺たちは、フルーツを沢山食べた。
「フルーツ、こんなに美味しかったっけ?」
「ホテルのだから、高級なのよ。」
「そうなんだ。
美味しい!
俺もこれから、フルーツ食べよっ!」
「ふふ…。
いいわよ。」
「明日のことがあるから、シャワー浴びてくる。」
「お風呂もあるけど、シャワーでいいの?」
「お風呂あるの?」
「うん。
どうする?」
「お風呂がいい!」
「じゃあ、準備するね。」
「うん。」
ゆえが、お風呂の湯を淹れてる間に、チャイムが鳴った。
俺は、ルームサービスかと思って開けた。
すると、圭介兄の彼女だった。
「何か。ようですか?」
「あの…、圭介帰ってこなくて、あたしじゃここのホテル代払えなくて…。」
「それと俺に何の関係が?」
「あなたのせいで、圭介連れていかれたのよ?
関係あるでしょ?」
「ないよ。
お引き取りを。
ゆえが泣くんで!!」
「悠斗?
誰?」
「ゆえ、大丈夫だから、部屋の奥に居て。」
「う…うん。」
ゆえは、部屋の奥にいった。
「圭介兄は、今実家で、みんなに見張られて、動けません。
お引き取りを。」
「せめて、ホテル代を…。」
「いくら?」
「4万です…。」
「一緒にフロント行ってあげるよ。」
「はい。」
「ゆえぇ!
ちょっと、フロント行ってくる。
ゆえは、部屋に居て。」
「分かったぁ…。
早くね?」
「分かってる!」
俺は、圭介兄の彼女とフロントに行った。
「こちらのお客さまのご料金ですか?
少々お待ちください。
お待たせしました。
1万5000円です。」
「どこが、4万なの?」
「それは…。」
「1万5000円先に払うので、有料を頼もうとしたら、止めてください。」
「かしこまりました。
1万5000円、頂戴いたします。」
圭介兄の彼女は、1万5000円払った。
「じゃあ、もういい?」
「え?」
「ゆえ、寂しい思いしてるから。
じゃ。」
俺はゆえのとこに戻った。
「ゆえ。
帰ったよ?」
「悠斗っっ!!」
「わぁっ!!
びっくりした…。」
ゆえがいきなり、抱きついてきた。
「どうしたの?
寂しかった?」
「うん…。
悠斗…。
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。
ちゅぱちゅぱちゅぱ…。」
「ゆ…ゆえ…っっ。
どうしたのっっ!
ちゅぱちゅぱちゅぱ…。」
「悠斗、ゆえのだよね?」
「そうだよ。」
「悠斗、ゆえのこと捨てないで…。」
「何言ってるの?
捨てるわけないじゃん。
誰かに何か言われたの?」
「ううん…。」
「何となく?」
「女の子とフロント行ったから…。」
「あれ、圭介兄の彼女。
置いていかれたんだって。」
「そうなの?」
「うん。
4万貸してって言われて、フロント行って、確かめるのに行った。
そしたら、本当は、1万5000円だったから、払わせた。」
「そうなの?」
「そうだよ。
ゆえのこと、愛しすぎてるのに、捨てるなんてないよ。
心配しないで。」
「うん…。」
「今日、エッチ止めとこうね。」
「どうして?
やっぱり、ゆえのこと…。」
「違うよ。
明日、早いから…。」
「そうだけど…。」
「でしょ?
だから、ゆっくりしよ。」
「うん。
お風呂入る?」
「うん。
ゆえと一緒に入る。」
「分かったわ。
入りましょ?」
「うん。」
俺とゆえは、一緒にお風呂に入った。
「ここのお風呂、広いね。」
「そうね。」
「ゆえ、体洗ってあげる。
髪も。」
「いいの?」
「うん。」
「ありがとう。」
俺は、ゆえの髪を洗ってあげた。
「あわあわ…。
すごいね。
気持ちいい・」
「うん。」
「流すよ。」
「うn。」
「コンディショナーいきまぁす。」
「はい。」
「コンディショナー、すぐ流す?」
「うん。
トリートメントして。
トリートメントは、時間おいて流して。」
「分かった。」
俺はコンディショナーを流して、トリートメントを付けた。
ゆえは、髪を纏めて、タオルで巻いた。
「じゃあ、身体洗うね。」
「うん。」
俺は、手にボディーソープをとって、泡立たせた。
それをゆえの身体につけて行き、全身手洗いした。
ゆえは、我慢できず、喘いだ。
「気持ちいい?」
「うん…。
はぁん…。
だ…め…。
そこは…、これで…洗って…。」
「これ?
いいよ。」
俺はゆえの言う通りに洗った。
身体を流し、髪も流した。
「ゆえ、ボディーオイルも塗ってあげるよ。」
「いいの?
全身だよ?」
「うん。
いいよ。」
俺はゆえの身体に、ボディーオイルを塗った。
「ありがとう。」
「いいよ。
俺、洗って出るから、待てて。」
「うん。」
ゆえは先に出た。
俺はダッシュで洗って、お風呂を出た。
ゆえは、もう、布団に入っていた。
俺も同じ布団に入って、寝ることにした。
ゆえは、中学の近くに、ホテルをとった。
そのホテルも、豪華なホテルだった。
「悠斗、ちょっと、チェックインしてくる。」
「はぁい。」
チェックインを済ますと、ゆえが来た。
「ここのドリンクとお菓子とか食べ放題だって。」
「そうなの?
じゃあ、オレンジジュースもケーキも食べ放題なの?
食べていい?」
「いいよ。」
そこに、圭介兄と彼女が来た。
俺とゆえは、咄嗟に、お揃いの携帯を隠した。
「あれ?
悠斗じゃん。
ここで何してるんだ?」
「白々しい…。
どうせ、母さんに聞いたんだろ?」
「当たり。」
「なんか用?
ってか、何で近場にホテル取ってんだよ?」
「別にいいだろ?
ゆえちゃん、この間は、ごめんね。
泣かせるつもりはなかったんだ。」
ゆえは、俺の後ろに隠れた。
「圭介兄、ここに居るの?
居るなら、俺たちは部屋に行く。」
「お前らに着いて行こうかな?」
「迷惑!!
ゆえ、泣きそうだし。」
「ゆえちゃん…。」
「近付くな!!
ゆえ、行こう。」
「うん。」
俺とゆえは、部屋に入った。
「ここなら、圭介兄も来ないでしょ。」
「うん。」
「ゆえ、大丈夫だよ。
俺が居るから。」
「うん。」
俺は、母さんにことの次第を話した。
「圭介がそんなことを?!
すぐに連れ戻すわ。
ゆえさんは、大丈夫?」
「だめ。
圭介兄見たら泣く。」
「圭介ったら…。
彼女と一緒なのね?
すぐ、圭介連れ戻しに行くわ。
悠斗は、ゆえさんについていてあげて。」
「分かった。」
母さんから聞いた父さんも激怒で、圭介兄は連れ戻されることに。
「何で、帰らなきゃいけねんだよ!」
「あんた、ゆえさん泣かしたんだって?」
「悠斗から聞いたのか?」
「そうよ。
あんた、いい加減にしなさいよ?」
「だって、悠斗が悪いんだよ!
俺のゆえとるから!」
「違うでしょ!
悠斗とゆえさんは、相思相愛なの!
あんたが邪魔してるだけ!
ったく…。
弟の婚約者取ろうとするとは…。
何考えてるの?
ゆえさんは、悠斗の婚約者!!
邪魔しない!!
あんた、このままじゃ、悠斗の結婚式出れないわよ?
いいの?
出れなくて。」
「いいよ。
出る気ねぇし。」
「圭介。」
「何だよ、父さん。」
「長男だから、家に置いてやっていたが、こんなことするなら、出て行ってもらうしかないな。」
「はぁ?」
「そうね。
ゆえさんには、快くうちに来て欲しいものね。
圭介、出て行きなさい。」
「本気?
これだけのことで?」
「それだけ、重いことしたのっっ!
あ、悠斗から電話だわ。
もしもし?」
「圭介兄は?」
「連れて帰ってるとこよ。
ゆえさんは?」
「俺が、そばに居ることで、落ち着いてる。」
「そう…。
ゆえさんから、離れないのよ?」
「うん。
そのつもり。
まだ、泣いてるし…。」
「まぁ…。
何かいる物ある?」
「ううん。
大丈夫。
それより、明日の用品の買い物、圭介兄、捕まえてて。」
「分かったわ。
用品買ったら、すぐどこか行くの?」
「ゆえの仕事で、今度は京都。」
「そう。
分かったわ。
邪魔は、してないみたいね。」
「してないよ。
用品、持ち帰りもあるけど、それは持って帰ってくれる?」
「分かったわ。
終わったら、取りに行くから、電話して。」
「分かった。
じゃあ。」
「はい。」
母さんと電話を切ったあと、震えるゆえに、圭介兄のことを話した。
「ホントに?」
「連れて帰られた。
だから、大丈夫だよ。」
「悠斗ぉ…。」
「はいはい。
いい子いい子。」
抱きついてきたゆえを、俺は抱きしめて、頭を撫でた。
「ゆえ、俺、ケーキ食べたい…。」
「ふふ…。
1階のラウンジ行く?」
「うん。」
俺たちは、1階に降りた。
「ケーキ全部美味しそう…。
頑張って、制覇してみようかな…。」
「ふふふ…。
頑張れ。」
「うんっ!」
俺は、7個あるケーキの中から4個取った。
ゆえは、ケーキ2個と紅茶で寛いでいた。
「悠斗、飲み物は?」
「これから、取ってくる。」
「はぁい。」
ゆえを待たせてる間に、俺のスマホが鳴った。
相手は、涼太兄。
涼太兄から、かかってくるなんて、珍しいから出た。
「涼太兄?」
「悠斗か?」
「うん。」
「明日1日、兄貴見るの、おれになったから。
「分かった。」
ゆえにそのことを伝えた。
「圭介さんに会わないなら、大丈夫。」
「大丈夫。
絶対、会わせないから。」
「うん。
ありがとう。」
「俺、ケーキ取ってくるね。」
「うん。」
俺は、残りの3種類を取って、ゆえのとこに戻った。
「これ食べたら、全部制覇。」
「ふふ…。」
「あぁ、やっと笑った。」
「!!!
そんなに笑ってなかった?」
「うん。」
ゆえはニコッと笑ってくれた。
ケーキを食べ終えて、夕食まで時間があったので、1度部屋に戻ることにした。
「ゆえ、明日、買い物が終わったら、京都に行くんでしょ?」
「そうよ。」
「京都のどの辺に職場があるの?」
「祇園よ。
舞妓遊びでもする?」
「したい!!
でも、一見さんお断りでしょ?」
「ゆえさんに任せなさい!」
そう言って、ゆえは誰かに電話し始めた。
「天使の名前が、使えるようにして、欲しいの。
いいかしら?」
「かしこまりました。
手配いたします。」
「よろしく。」
電話を終えると、ゆえは俺を見た。
「悠斗、舞妓遊びできるよ。」
「いいの?」
「いいよ。」
「楽しみ!!」
「まずは、買い物だけどね。」
「うん。」
夕食の時間になって、1階のラウンジに行った。
ラウンジは、バイキング会場へと変わっていた。
「ゆえ、バイキングだ。」
「そうよ。」
「お寿司もステーキもある!」
「悠斗、落ち着いて。」
「そ…そうだね。」
俺は、お寿司とステーキをたらふく食べた。
ゆえは、お寿司とお刺身を沢山食べていた。
「ゆえ、デザートは?」
「ルームサービスで、フルーツ頼むわ。」
「じゃあ、俺もルームサービスにしよ。」
「いいの?」
「うん。」
「じゃあ、部屋に帰ろうか?」
「うん。」
部屋に帰ると、すぐにルームサービスを頼んだ。
ルームサービスが来ると、俺たちは、フルーツを沢山食べた。
「フルーツ、こんなに美味しかったっけ?」
「ホテルのだから、高級なのよ。」
「そうなんだ。
美味しい!
俺もこれから、フルーツ食べよっ!」
「ふふ…。
いいわよ。」
「明日のことがあるから、シャワー浴びてくる。」
「お風呂もあるけど、シャワーでいいの?」
「お風呂あるの?」
「うん。
どうする?」
「お風呂がいい!」
「じゃあ、準備するね。」
「うん。」
ゆえが、お風呂の湯を淹れてる間に、チャイムが鳴った。
俺は、ルームサービスかと思って開けた。
すると、圭介兄の彼女だった。
「何か。ようですか?」
「あの…、圭介帰ってこなくて、あたしじゃここのホテル代払えなくて…。」
「それと俺に何の関係が?」
「あなたのせいで、圭介連れていかれたのよ?
関係あるでしょ?」
「ないよ。
お引き取りを。
ゆえが泣くんで!!」
「悠斗?
誰?」
「ゆえ、大丈夫だから、部屋の奥に居て。」
「う…うん。」
ゆえは、部屋の奥にいった。
「圭介兄は、今実家で、みんなに見張られて、動けません。
お引き取りを。」
「せめて、ホテル代を…。」
「いくら?」
「4万です…。」
「一緒にフロント行ってあげるよ。」
「はい。」
「ゆえぇ!
ちょっと、フロント行ってくる。
ゆえは、部屋に居て。」
「分かったぁ…。
早くね?」
「分かってる!」
俺は、圭介兄の彼女とフロントに行った。
「こちらのお客さまのご料金ですか?
少々お待ちください。
お待たせしました。
1万5000円です。」
「どこが、4万なの?」
「それは…。」
「1万5000円先に払うので、有料を頼もうとしたら、止めてください。」
「かしこまりました。
1万5000円、頂戴いたします。」
圭介兄の彼女は、1万5000円払った。
「じゃあ、もういい?」
「え?」
「ゆえ、寂しい思いしてるから。
じゃ。」
俺はゆえのとこに戻った。
「ゆえ。
帰ったよ?」
「悠斗っっ!!」
「わぁっ!!
びっくりした…。」
ゆえがいきなり、抱きついてきた。
「どうしたの?
寂しかった?」
「うん…。
悠斗…。
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。
ちゅぱちゅぱちゅぱ…。」
「ゆ…ゆえ…っっ。
どうしたのっっ!
ちゅぱちゅぱちゅぱ…。」
「悠斗、ゆえのだよね?」
「そうだよ。」
「悠斗、ゆえのこと捨てないで…。」
「何言ってるの?
捨てるわけないじゃん。
誰かに何か言われたの?」
「ううん…。」
「何となく?」
「女の子とフロント行ったから…。」
「あれ、圭介兄の彼女。
置いていかれたんだって。」
「そうなの?」
「うん。
4万貸してって言われて、フロント行って、確かめるのに行った。
そしたら、本当は、1万5000円だったから、払わせた。」
「そうなの?」
「そうだよ。
ゆえのこと、愛しすぎてるのに、捨てるなんてないよ。
心配しないで。」
「うん…。」
「今日、エッチ止めとこうね。」
「どうして?
やっぱり、ゆえのこと…。」
「違うよ。
明日、早いから…。」
「そうだけど…。」
「でしょ?
だから、ゆっくりしよ。」
「うん。
お風呂入る?」
「うん。
ゆえと一緒に入る。」
「分かったわ。
入りましょ?」
「うん。」
俺とゆえは、一緒にお風呂に入った。
「ここのお風呂、広いね。」
「そうね。」
「ゆえ、体洗ってあげる。
髪も。」
「いいの?」
「うん。」
「ありがとう。」
俺は、ゆえの髪を洗ってあげた。
「あわあわ…。
すごいね。
気持ちいい・」
「うん。」
「流すよ。」
「うn。」
「コンディショナーいきまぁす。」
「はい。」
「コンディショナー、すぐ流す?」
「うん。
トリートメントして。
トリートメントは、時間おいて流して。」
「分かった。」
俺はコンディショナーを流して、トリートメントを付けた。
ゆえは、髪を纏めて、タオルで巻いた。
「じゃあ、身体洗うね。」
「うん。」
俺は、手にボディーソープをとって、泡立たせた。
それをゆえの身体につけて行き、全身手洗いした。
ゆえは、我慢できず、喘いだ。
「気持ちいい?」
「うん…。
はぁん…。
だ…め…。
そこは…、これで…洗って…。」
「これ?
いいよ。」
俺はゆえの言う通りに洗った。
身体を流し、髪も流した。
「ゆえ、ボディーオイルも塗ってあげるよ。」
「いいの?
全身だよ?」
「うん。
いいよ。」
俺はゆえの身体に、ボディーオイルを塗った。
「ありがとう。」
「いいよ。
俺、洗って出るから、待てて。」
「うん。」
ゆえは先に出た。
俺はダッシュで洗って、お風呂を出た。
ゆえは、もう、布団に入っていた。
俺も同じ布団に入って、寝ることにした。