北原くんは、会長の旦那様(月の蜜)
 次の日。
 俺は、ルンルンで起きた。
 「(昨日、幸せだったなぁ。)
(お揃いの物、何持っていくか準備しよ。)
(えーっと…。)
(ボールペン、シャーペン、シャー芯…。)
(キーホルダーは、ランドセルに付けて…。)
(タオルハンカチは、引き出しに入れて…。)」
 下から、母親の声がした。
 「悠斗ぉ!!
朝ご飯ーーっっ!!」
「はーい!!
すぐ下りる。」
 下に行くと、圭介兄が居た。
 「悠斗、おはよう。
今日もルンルンだな。」
「ゆえさんとデートしたんだもの。
ルンルンになって、当たり前じゃない。
ねぇ?
悠斗。」
「うん。
(SEXいっぱいしたし。)」
「ゆえさんとのお揃いの物、持っていってるの?」
「うん。
このキーホルダーもそうだよ。」
「へぇ…。
お揃いの物も買ったのか。」
「うん。」
「悠斗。
ゆえちゃんのこと、ちゃんと、リード出来たのか?」
「勿論。
じゃあ、行ってきます。」
「気を付けてね?」
「はーい。」
 ダイニングに居た圭介兄と母さんに、行ってきます!して学校に向かった。
 「悠斗のデート、ゆえちゃん任せ?」
「ゆえさんが、悠斗が決めれるように、リードしてくれたんだと思う。
悠斗じゃ、デートプラン考えれないでしょ。」
「流石、ゆえちゃん。」
「それより、あんたは彼女居ないの?」
「俺?
居ないよ。
(悠斗から奪えたら、居るけど。)」
「早く、孫の顔が見たいわ…。」
「あ、俺、友達との約束が…。」
「逃げんじゃないわよ!!
こら!
圭介!!」
「(俺の好きな人は、ゆえちゃんなんだよ…。)
(ゆえちゃんに初めて出会った時から。)」
 その頃、学校では、朝の自由時間で、友達と話していた、俺。
 「北原、おはよう。
昨日、何やってたんだ?
連絡取れなかったけど…。」
「けんじ、おはよう。
昨日は、1日ゆえとデートしてた。」
「ゆえさんとデート?!」
「けんじ、声大きい!!」
「すまん。
ゆえさんとのデート楽しかったか?」
「うん。」
「ゆえさんと、どんなデートしたんだよ。」
「普通に、お揃いの物買って、食べ歩きして、温泉入って…。」
「お…温泉一緒に入ったのか?」
「な訳ないじゃん。
男女別。」
「あぁ…。
なぁ、北原。
内緒の話なんだけど…。」
「なんだよ?」
「ゆえさんとSEXした?」
「うぐっっ!!」
「その反応、したな?」
「誰にも言うなよ?
親にすら言ってないんだから。」
「分かってるって。」
「したよ。」
「マジか!!」
「しーっっ!!
声大きい!!」
「すまん、すまん。
で、どうだった?」
「2回して、ゆえは5回くらいイって、俺は2回イった。」
「中出し?」
「うん。」
「大人だ…。
気持ちよかった?」
「勿論。
もう、腰がダメになるかと思った。
気持ち良すぎて。」
「マジかよ…。
やってみてぇなぁ。」
「やってみたら?」
「山岡さん、してくれるかなぁ…。」
「山岡さんとやりたいの?」
「うん。」
「俺がしたがってる。って言ったら、すぐ、釣れるだろうけど…。」
「ダメ元で、山岡さんに言ってみようかな…。
するなら、可愛い子とやりたいじゃん?」
「山岡さん、可愛いかな…。」
「北原は、ゆえさんしか見えてないから、可愛いと思わないんだよ。」
「それはある。」
「おれ、ちょと、山岡さんのとこ行ってくる。」
「はいはい。」
 けんじは、すぐに、山岡さんのとこに行った。
 「山岡さん、居る?」
「なに?
用事なら、早く言って。
ってか、悠斗の友達じゃん。」
「そう。
北原の友達。
今日、放課後、ちょっとでいいから、時間くれない?
少しでいいから。」
「分かったぁ…。」
 放課後。
 「しおりに何の用?
悠斗がなんかしたの?」
「だから、呼び捨てすんな!!」
「ごめんなさい。
北原くん。」
「よし。
山岡さんに用があるのは、俺じゃないよ。
けんじ。」
「里中くん?
何の用事?」
「あのさ、おれとSEXしない?」
「北原くんの前で?」
「そう。」
「北原くんは何するの?」
「SEX指導。」
「何それ!!
北原くんとなら、SEXしていいけど、里中くんでしょ?
やだよ…。」
「じゃあ、何したら、けんじとSEXする?」
「北原くんがキスしてくれたら。」
「分かった。」
 俺は、イヤイヤ山岡さんのほっぺにキスした。
 「じゃあ、けんじとSEXしてよ?」
「分かったわよ。」
「何からしたらいい?」
「まずは、キスから。
顎クイして、軽いキスして、山岡さんの口の中に、けんじの舌を入れて、激しくキス。
そのキスしながら、服を脱がす。」
 けんじは、俺の言う通りに、山岡さんに接した。
 山岡さんは、喘ぎ始めた。
 「(これ、喘ぎ声?)
(ゆえの方が、何百倍も可愛い…。)」
「北原、おれ、もう…。」
 俺は、けんじが入れやすいように、山岡さんの身体を動かした。
 「ここ…に…挿れ…たら…いいのか…?」
「そう。」
 けんじは、山岡さんの中に挿れた。
 「き…きっつ…。」
「ゆっくり、奥まで挿れて。」
「は…入った…!!」
「いったぁいっっ!!」
「そのまま、動かずに待って。」
 山岡さんが落ち着くまで、けんじを待たせた。
 「動いていいよ。
ゆっくりな。」
「わ…わか…ったぁ…。」
 けんじは、腰をゆっくり動かした。
 「すっげぇ…。
もう…イキそう…。」
「じゃあ、激しく突いてあげて。」
 けんじが、激しく突き始めると、山岡さんは喘ぎまくりで、けんじより早くイった。
 けんじは、山岡さんがイっても止めず、自分がイくまで、激しく突いた。
 そして、外出し失敗して、少し中出しになった。
 「さ…里中…くん…激し…すぎ…。」
「ごめん。
初めてだったのに…。
キツかった?」
「う…ん…。」
「ごめん…。」
「あとは、ゆっくりして。
俺は帰る。」
「分かった。
北原、ありがとうな。」
「じゃあ、また明日。」
「おう。」
 俺は、家路に着いた。
 「(あぁ…。)
(ゆえとしてぇ…。)
ただいまぁ。」
「おかえり。
遅かったね。」
「ちょっとあって…。」
「ふぅん…。
何があったの?」
「ちょっとだよ。」
「あ、キーホルダー付けてくれてる!」
「何言ってんの?
朝見せたじゃん。」
「誰に?」
「母さんと圭介兄。
朝のこと忘れたの?」
「朝のこと?」
「そうだよ。
母さんもういい?
部屋に行きたいんだけど。」
「母さん?」
「ん?
(よく聞いたら、母さんの声じゃない。)
(ゆえの声…。)
(まさかね…。)
(ゆえがいる訳…。)」
 俺は、後ろを向いた。
 「いつから、ゆえは、母さんになったの?」
「ゆ…ゆえっっ!!
なんで?!」
「お兄さんとおばさんが、迎えに来てくれたの。」
「な…なんで…?」
「悠斗、驚いたろ?」
「圭介兄!!」
「今日の晩ご飯、ゆえちゃんが、作ることになったんだよ。」
「な…なんで…?」
「ゆえさんから、昨日のお礼がしたい。って申し出があったの。」
「そうなん?」
「うん。
昨日、楽しかったから。」
「ゆえ…。
そんなのいいのに…。
(律儀だなぁ…。)
ゆえ。
俺も手伝いたい。」
「じゃあ、着替えてきて。」
「分かった。
待ってて。」
 俺は、階段を駆け上がった。
 「(俺の家に、ゆえが居る!!)
(ゆえの手料理食べれる!!)
(俺、こんなに幸せでいいのかな…。)」
 俺は、ささっと着替えて、下に降りた。
 「ゆえ、俺何したらいい?」
「じゃあ、このじゃがいもを潰してくれる?
ポテトサラダにしたいから。」
「分かった。」
 ゆえは、隣りでにんじん、きゅうり、ハム、玉ねぎを切っていた。
 玉ねぎは、少し炒められた。
 材料を全部入れると、塩コショウ、マヨネーズで味付けされた、ポテトサラダが出来た。
 「ゆえ、次は?」
「次は、きゅうりと砂糖を、キッチン袋に入れてモミモミ。」
「分かった。」
 ゆえは、にんじんと、じゃがいもと、玉ねぎを切った。
 そのあと、鍋に、油を引いて、肉と砂糖を炒めて、お肉を取り出し、鍋を洗い、今度は、野菜を軽く炒めて、お肉を戻して、お水を入れ、火にかけた。
 アクを取り、白だし、砂糖、味の素、醤油で、味付けしてコトコト煮出した。
 「悠斗、モミモミ終わった?」
「うん。」
「じゃあ、袋の中に白味噌と、ワカメと、じゃこ入れて、モミモミ。」
「はーい。」
 俺がモミモミしている間、ゆえはお味噌汁を作った。
 「悠斗、見せて。」
「うん。」
「うん。
OK!
じゃあ、これを盛り付けて…。
肉じゃがも盛り付けて…。
お味噌汁もポテトサラダも盛り付けて…。
完成!!」
「わぁ…。
ゆえさん、手際いいわね。」
「俺も手伝ったんですけど?」
「悠斗もスゴいわ。
あ、お父さん帰ってきたわ。
みんなぁー!!
ご飯よーーっっ!!」
「ただいま。」
「お邪魔してます。」
「ゆえさん!」
「今日は、悠斗とゆえさんが、晩ご飯作ってくれたのよ。」
「悠斗も手伝ったのか?」
「うん。」
「ほう。
それは、スゴい!!
じゃあ、手を洗ったら、早速いただこうか!!」
 みんなで、晩ご飯を食べた。
 ゆえの手作りご飯を、みんな、美味しい!と言って食べていた。
 ご飯を食べ終わると、母さんと楓姉が片付けてくれた。
 その間、俺は、俺の部屋で、ゆえと話していた。
 「ゆえ…。
来て。」
「なぁに?」
 俺は、ゆえにキスした。
 「ダメよ。
悠斗の家族いるんだから…。」
「学校にいる時から、我慢してたんだから、少しはいいじゃん。」
「でも…。」
 俺は、ゆえを押し倒した。
 それから、激しいキスをした。
 勿論、ゆえは甘い吐息を吐いた。
 「今日、SEXダメ?
ゆえの身体はしたがってるのに…。」
「みんな居るじゃん…。」
「すぐ済ませる。」
「もう…。」
 ゆえは、すぐに着替えれるように、下だけ脱いだ。
 俺は、ゆえの下を弄った。
 「ゆえ、濡れ濡れじゃん。
すぐ挿れてあげる。」
 俺は、ゆえの奥まで挿れて、中を激しく突いた。
 ゆえは、必死で、声を抑えていた。
 俺とゆえは、すぐにイった。
 それから、俺は、ゆえにキスマを付けた。
 ゆえのおっぱい、足の付け根…。
 脱がなきゃ分からないとこに、いっぱい付けた。
 「ゆえ、俺にもキスマ付けて。」
「いいよ。」
 ゆえは、俺の足の付け根に、キスマを付けてくれた。
 「(はぁ…。)
(ゆえとゆっくりSEX出来たらなぁ…。)」
「悠斗ぉ!!
ゆえさーん!!」
 俺たちは、母さんに呼ばれ、下に降りた。
 「ゆえさん、ホテルまで送るわ。」
「ありがとうございます。」
「俺も着いて行く!!」
「言うと思ったわ。」
 俺たちは、父さんの車で、ゆえを送っていった。
 「ゆえさん、今日はありがとうございました。」
「いえいえ。
こちらこそ、ありがとうございました。」
「ゆえ、部屋まで送るよ。
いいでしょ?
父さん、母さん。」
「仕方ないわね…。
いいわよ。」
「やった!!
ゆえ行こう。」
「うん。
じゃあ、失礼します。」
「ゆえ、出来る?」
「さっきやったじゃん!!
悠斗、これから、また会えない日が続くのよ?
我慢出来るの?」
「分かってるよ。
当分会えないから、今やるんじゃん!!
いいでしょ?
彼氏のお願いじゃん!!」
「おじさんとおばさん、待ってるのよ?」
「いいじゃん。
彼氏の気持ち優先して。」
「もう…。
さっきと一緒で、すぐイってよ?
焦らさないでよ?」
「分かった。」
 俺は、ゆえの部屋に入ると、ゆえをベッドに押し倒し、SEXを始めた。
 「ゆ…ゆえ…。
気持ち…いい…?
俺…イキそう…。」
「イって…。
ゆえも…イく…っっ!!」
「イくイくイくイくっっ!!
中出しするよ?」
「うん!」
「はぁはぁはぁっっ!!
イくぅぅぅぅぅっっ!!」
 俺は、思いっきり、ゆえの中に出した。
 ゆえの中から、足伝いに、たらりと流れる、俺の精液…。
 「(なんか…エロい…。)」
 それ見ただけで、もう1回やりたいと思ったけど、ゆえに止められた。
 仕方なく、俺は、両親の車に戻り、家路に着いた。
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