北原くんは、会長の旦那様(月の蜜)
ゆえに会えないまま、俺は卒業式を迎えた。
みんな、先生とのお別れで泣いていた。
「(ゆえに会えないまま、卒業か…。)
(あまり間隔置かないって言ってたのに…。)」
俺は、少しムッとしていた。
親と教室に帰った時だった。
「悠斗。
おめでとう!!」
「(えっ?)
(ゆえの声…。)
ゆえ…?」
「そうだよ。」
花束の向こうから、ゆえが顔を出した。
「ゆえ!!
なんで?!
なんでここに居るの?!」
「おばさんに、教えてもらったの。
おめでとう。」
「ゆえ…。」
俺は、ボロボロ泣き出してしまった。
ゆえは、髪の毛を耳にかけながら、俺に言った。
「もう、泣かないでよ…。
はい。
花束。
受け取って。」
「うん…。
ありがとう…。
ゆえ…。
会いたかったよぉ…。
ゆえ…。
ヒック…ヒック…。」
「悠斗…。
ゆえも会いたかったよ。」
俺は、ゆえから大きな花束を受け取った。
ゆえは、短いスカートのスーツを着ていた。
「北原、この人がゆえさん?」
「うん。
ゆえ、友達の里中けんじ。」
「こんにちは。
悠斗の彼女の天使(あまつか)月です。」
「あ…はい…。
(大人だ…。)
(大人だけど、可愛い…。)
(これは、惚れるわ…。)」
「悠斗、今日、おじさんとおばさんが、許してくれたら、晩ご飯一緒に食べない?」
「食べたいっっ!!
父さん、母さんいいでしょ?!」
「仕方ないわねぇ…。
いいわよ。」
「やったー!!
ゆえとご飯っっ!!」
そこに、ファンクラブの子が来た。
「あなたがゆえさん?
(背ちっちゃ!)
(ちちデカっ!)」
「ええ…。」
「ゆえ。
ファンクラブの子達だよ。」
「ファンクラブ?!」
「うん。
どうしたの?
ファンクラブ嫌?
解散させようか?」
「解散させなくていいよぉっ!!
驚いただけ!」
「ゆえになんか言ったらブチ切れるよ?」
「分かってます。
地雷なんですよね。」
「地雷…?」
「そう。
俺の地雷。」
「そうなの?」
「小5の時揉めたじゃん。」
「あぁ、そんなこともあったわね…。」
そこに担任が来た。
「あの…部外者の方は…。」
「あ、そうですよね…。
すみません。」
ゆえが出て行こうとしたのを止めた。
「部外者じゃないから!!
俺の彼女!!」
「北原くん、彼女さんは、親御さんではないので、部外者になります。」
「婚約者だったら?」
「婚約者ならいいですよ。
でも、婚約者ではないですよね?」
「分かった。
ゆえ!!
俺と結婚して!!
俺が18歳になったら、結婚しよう。」
「北原くん…。」
「いいよ。
18歳になったらね。」
「はい。
婚約者です。」
「北原くん。
今は、部外者…。」
「婚約者です!!」
「はぁ…。
お父さん、お母さん、良いんですか?」
「ゆえさんなら、大歓迎ですよ。
なぁ?
母さん。」
「ええ。
ゆえさん、居て良いのよ。
もう、娘みたいなものなんだから。」
「ありがとうございます。」
「はぁ…。」
担任はため息をついた。
「それでは、皆さん、おめでとうございます!!
中学に行っても頑張って下さい。」
「ありがとうございました!!」
全員で、ありがとうございました。を言って教室を出た。
「ゆえ!!
早く、早く。」
「ちょ…悠斗…待ってっっ!!」
「これ見てこれ!!」
「これがどうしたの?」
「卒業制作。
俺が作ったのこれ!」
「そうなの?
ステキね。」
「ホント?!
そう思う?!」
「うん。」
「へへ…。」
「写真撮ろうか?」
「うんっっ!!
ゆえも入るでしょ?」
「勿論。」
「やった!!」
そこに。圭介兄が来た。
「悠斗、父さんと母さんは?
って、ゆえちゃん!!
(やっぱ、可愛い…。)
(って、その服装ヤバっっ!!)
(SEXしたくなる!)
(何カップあんの?)」
「こんにちは。」
「圭介兄、聞いて!!
ゆえと俺、婚約した!!」
「は?
お前何言ってんの?」
「あ、ホントに婚約しました。」
「ゆえちゃんまで…。
(冗談であれ。)
(冗談であれ。)」
「ホントですよ。
悠斗が18歳になったら結婚するんです。」
「ね〜ゆえっ!!」
「うんっ!!」
「本気…?」
「俺には、ゆえしか居ないから。」
「私にも、悠斗しかいないので…。」
「そんな…。
ゆえちゃんは、そんなことないでしょ。」
「いえいえ。
そんなことありますよ。」
「悠斗!!
花束持ちなさい!!
あ、圭介。
来てくれたのね。」
「母さん。
なにその花束?!」
「ゆえさんから、悠斗によ。」
「すごっっ!!」
「花束貸して!!
ゆえ!!
ここで撮ろうよ!!」
「いいよ。」
「俺1人の写真も撮って!!」
「いいよ。」
「ゆえ、来て!!」
「いいよ。」
「(コソっ)ゆえ、花束で隠しながらキスしよ?」
「いいよ。
ちゅ♡」
「ゆえ、愛してる♡」
「悠斗、愛してる♡」
「悠斗、卒業制作はどれなの?」
「あ、これ!!
ゆえが、ステキって言ってくれた!!」
「卒業制作の隣りに立って。
父さんが撮るから。」
「ゆえは?
ゆえも入ってよ。」
「まずは、悠斗だけでしょ?
ゆえは、後から入るから。」
「ええええ…。」
「悠斗、撮るぞ?」
「ほら、笑って。
ゆえさんとは、あとで。」
俺は、ゆえに笑顔を見せた。
「ゆえさん、入って。」
「あ、はい。」
父さんに言われて、ゆえが入った。
「撮るぞ?」
「はーい。」
ゆえと俺は、返事した。
「悠斗、ゆえさんと撮ったら、ものすごい笑顔になるんだな。
ははは。」
「母さん、さっき、悠斗が、ゆえちゃんと婚約した。って言ってたんだけど冗談だよな?」
「え、ホントよ。
悠斗には、ゆえさんしか居ないもの。」
「ファンクラブなかったっけ?」
「あったけど、ゆえさんに勝てるわけないもの。
見て。
あの嬉しそうな顔。
悠斗。
母さんにも撮らせて。」
「いいよ。
ゆえ、母さんの方見て。」
「うん。」
「撮るわよ?」
「はーい。」
ゆえと2人返事した。
「父さん、本当に悠斗が18歳になったら、ゆえちゃんと結婚させるのか?」
「ああ、そうだよ?
ゆえさんと居る時の悠斗の顔見れば分かるだろ?
それに、断る理由もないし。」
「悠斗、まだ子どもじゃん。
婚約者って…。
(ゆえちゃんは、俺が嫁にしたいのに…。)」
「圭介、花束持った悠斗を連れて帰って。
ゆえさんは、どうやって来る?」
「あ、車で、後を追います。」
「分かったわ。
圭介、頼んだわよ。
悠斗は、帰って着替えて、ゆえさんとご飯行きなさい。」
「はい…。」
「はーい!!
ゆえ行こ!!」
「うん。
それじゃ、先に失礼します。」
「ゆえさん、悠斗をよろしくね。」
「はい。」
「俺もゆえの車に乗りたい。」
「ダメよ。
おばさんに言われたでしょ?」
「分かったよ…。」
「それに、着替えたら、乗れるでしょ?」
「うん!
分かった!!
ゆえ、後でね?」
「うん。」
ゆえと俺は、それぞれ車に乗り、俺の家まで帰った。
「ゆ…悠斗。」
「なに?」
「後ろ、ゆえちゃんだよな?」
「そうだよ?」
「ゆえちゃん、金…、持ち…?」
「知らない。
なんで?」
「すごい車が後ろにいるんだけど…。」
「すごいって?」
「高級車…。」
「そうなの?」
「あぁ…。
ゆえちゃんって何してる人?」
「え?
仕事聞いたことない。」
「そうか…。
(めっちゃ、金持ちじゃね?)
着いたぞ。」
「はーい。
ありがとう。」
俺は、花束を持って降りた。
「ゆえ、ちょっと待ってて。
すぐ、着替えて来るから。」
「うん。」
「ゆえちゃん。」
「はい?」
「ゆえちゃん、仕事何してるの?
普通の女の子が乗る車じゃないでしょ。」
「えっと…。
天使グループって知ってます?」
「知ってるも何も、大企業じゃん。
ここ数年で出てきた会社でしょ?」
「はい。
私の名前、天使月です。
調べてもらったら、分かると思います。」
「これ…ゆえちゃん…?
会長って…。」
「はい。
会長です。
おじさんとおばさんと悠斗には、内緒にして下さい。
お金目当てに近付く人が多くて…。」
「分かった。
(ゆえちゃんの秘密、知ってしまった。)」
そこに、俺が着替えて登場した。
「ゆえ、この服どう?」
「カッコいいよ。」
「ホント?」
「うん。
悠斗、行こうよ。」
「うん。
じゃあ、圭介兄、行ってきます。」
「お…おう…。
(ゆえちゃん…。)
(悠斗、逆玉じゃん…。)」
「まだ、お昼ご飯の時間だね。
何食べたい?」
「ゆえは?」
「ゆえ?
何がいいかなぁ…。
お昼は軽く食べて、夜豪華にする?」
「それ、いいね。
何にしよう…。」
「ゆえが泊まってるホテルで食べる?」
「うん。」
「じゃあ、ホテル行こ。」
「うん。」
「ルームサービスにする?」
「何それ?」
「部屋で食べれるの。」
「それがいい!」
「分かったわ。
好きなもの注文してね?」
「うんっ!!」
俺とゆえは、ゆえの泊まってるホテルに着いた。
「ねぇ、ゆえ。」
「なに?」
「この車、高いの?」
「え…。」
「圭介兄が、高級車だって…。」
「あぁ…。
(しゃべっちゃったのね…。)
うん…。
2000万くらいする…。」
「2000万?!
たっっかっっ!!
ゆえ、お金持ちなの?!」
「うん…。
お金だけで、ゆえのこと見る?」
「どう言うこと?」
「お金があるから、好きになる?ってこと…。」
「お金は、関係ないよ。
ゆえだから好きになったんだから。」
「悠斗…。
ありがと…。」
「そんなこと気にしてたの?」
「うん…。」
「もう、可愛いなぁ…。
ゆえの全部が好きだよ♡」
「悠斗…。」
「じゃあ、部屋行こ?」
「うん。」
俺とゆえは、ホテルに入った。
「ゆえ、何階?」
「最上階…。」
「分かった。」
俺は、最上階を押した。
「ゆえ。
部屋は?」
「ここよ。」
「わぁ…。
広い…。
この間と全然違うじゃん!」
「今日は、お祝いだから…。」
「ゆえ…。
ありがと。」
「ううん。
いいの。
で、何食べる?」
「その前に…。
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。」
「悠斗…?
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。
んん…んん…んん…。
ちゅくちゅくちゅく…。」
「ゆえ…いい…?」
「え…?」
「学校から我慢してた…。
ちゅくちゅくちゅく…。
いいでしょ?」
「悠斗…。
いいよ…。」
俺は、キスしながら、ゆえの上着とブラウスを脱がした。
「ゆえ…1回やっていい?」
「いいよ…。」
俺は、ゆえのパンストを破り、パンティをずらし中に挿れた。
「は…ぁ…ん…。」
「いくよ?」
「うん…。」
俺は、激しく腰を振った。
「ああん…ああん…ああん…。」
「はぁ…はぁ…はぁ…。
気持ち…いい…っっ!」
その時、圭介兄から電話が鳴った…。
「んんっんんっんんっ!!」
「はぁ…はぁ…はぁ…。
でんわっっ…でなきゃっっ…っっ!!」
「ぬ…抜かないでっっ!!」
「で…でも…っっ!!
…仕方っっ…ないなぁ…。
声…ださ…ないでよ…?」
「うんっっ…っっ!!」
「もしもし…?」
「あ、悠斗か?」
「うん。」
「今大丈夫か?」
「うんっっ。
なにっっ?」
「ゆえちゃんと何してんの?」
「(SEXなんて言えねぇ…。)
ルームサービス?で、ご飯食べてる。
(ホントは、ゆえ食べてる…。)」
「ゆえちゃんは?」
「一緒にご飯食べてるよっっ!
(ホントは、俺に食べられてる。)」
「そうか…。
ゆえちゃんと代わってくれね?」
「なんで?!
ヤダよっっ!!
(ゆえ、必死に声我慢してるのに…。)
(話せるわけねぇじゃん!)」
「なんでダメなんだよ?」
「っっ!!
ゆえっっ!!」
「ふ…ぅ…んっっ!!」
ゆえは必死に首を振った。
「ゆえ、出たくないってっっ!!」
「なんでだよ!」
「知らないよっっ!!
(あ…イきそう…っっ!!)
(ヤバいっっ!!)
切るよっっ?!」
俺は、電話を切った。
「ゆえっ!!
イくイくイくイくイくっっ!!」
「はぁっっっんんっっ!!」
「はっ…はっ…はっ…っっ!!
イったぁ…。」
「ふ…にゃ…ん…。」
「ゆ…え…。
ご飯にする…?」
「う…ん…。
何が…いい…?」
「うーん…。
ハンバーグかな…。
ゆえは?」
「ゆえ、フルーツ。」
「それだけ?!
ちゃんと食べて!
そんなんじゃ、俺が決めるよ?
ゆえは…ゆえもハンバーグ!」
「はい…。」
ゆえが、フロントに電話して注文した。
それから、ゆえは、パンストとパンティを脱いだ。
ルームサービスが来て、ご飯を食べる時、ゆえの足伝いに俺の液が流れてて、俺は興奮した。
「ゆえ…。
液垂れてる…。」
「見ないで!」
「無理!
見ちゃった!
ご飯の前に…。」
「だめだめ…。」
「無理!
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。」
「悠斗っっ!
ぷはぁっ!!
んんっんんっんんっ!」
「ちゅくちゅくちゅく…。
ちゅちゅちゅ…。」
「ぷはぁっ!
悠斗、だめぇっ!」
「ゆえが悪い。」
「なんでよっ!」
「エロい!
食べてやるぅっ!」
「きゃんっっ!」
俺は、ゆえをベッドに押し倒して、すぐに、ゆえの中に挿れた。
「悠斗…。
だぁめっ!
あんあんあん…。」
「ゆえの弱いとこ知ってるんだから!
ここだろ?」
「あああんっっ!!」
「ここ、いっぱい突いてあげるっっ!!」
静かなベッドに響くのは、ゆえの喘ぎ声と俺の吐息とパンパンぐちゅぐちゅいやらしい音…。
俺とゆえは、我慢できず、すぐイった。
ゆえは、すぐに、シャワー室に駆け込んだ。
「ゆえ、一緒にシャワー浴びよ?」
「だめ!」
「なんで?」
「ここでも食べられそうだから!」
「いいじゃん!!」
「ご飯、冷めちゃったでしょ?!」
「いいじゃん!!
我慢させすぎた、ゆえが悪い!」
ガチャっと開いて、ゆえが顔を出した。
「もう、ご飯食べてからにして!」
「分かった…。」
俺もシャワー浴びて、ゆえとご飯を食べた。
ご飯を食べてからは、SEX三昧だった。
俺は、今までの時間を埋めるように、ゆえを激しく求めた。
疲れ果てた俺達は、休憩をとった。
「悠斗、シャワー1回浴びる?」
「うん。」
シャワーを浴びていると、ゆえがボディーソープを自分のおっぱいに付けて、俺のちんちんを洗い始めた。
それが、腰が浮くほどに気持ちよくて…。
「これ気持ちいい?」
「う…うん…。
あ…あ…あ…。
イき…そ…う…。」
「我慢せずに出していいから。」
「あ…あ…あ…。」
俺は、おっぱいにたっぷり出した。
出したのに、ゆえは止めてくれなかった…。
「ゆ…ゆえ…なんか…精子…じゃないの…出そう…なん…だけど…。」
「いいよ。
そのまま出して。」
「あ…あ…あ…。
ああっああっああっ!!
出る!出る!出る!
あああああああああっっ!!」
「潮吹いちゃったね。」
「し…お…?」
「うん、そう。
気持ち良かった?」
「う…うん…。
これ…ヤバい…。」
「じゃあ、最後ね。」
「え…。」
ゆえは、俺のちんちんをパクッと口に入れた。
「じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ…。
じゅるるるるるるるるっ!
じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ…。
じゅるるるるるるるるるっ!」
「あああああああっっ!!
ゆえっ!!ゆえっ!!
ヤバい!ヤバい!ヤバい!」
俺は、あっという間にイかされた。
「気持ち良かった?」
「う…ゔん…。
すご…か…った…。」
ゆえは、満足そうにシャワーを浴びた。
「悠斗、ジャグジー入る?」
「う…ん…。」
「じゃあ、準備するね。」
「ゆ…え…。」
「なぁに?」
「ゆえと離れたくないっ!!
ずっと一緒に居たいっっ!!」
「悠斗…。
ゆえだって、離れたくない!!
でも…。
仕事あるし…。
おばさん達が許してくれるか…。」
「俺、言ってみる!!」
俺は、親に電話した。
「中学まで、ゆえと居たい!!」
答えは、意外とあっさりしていた。
「言うと思った。
いいわよ。
その代わり、ゆえさんの邪魔しないのよ?
それから、中学の買い物はどうするの?」
「ゆえと相談する。
いつあるの?」
「3月25日。
朝10時からよ。」
「分かった。
ゆえ!!
3月25日10時に中学校で、買い物に連れてって。」
「いいよ。」
「いいって。」
「買い物の費用は?
ゆえさんに出してもらうわけにいかないでしょ?」
「ゆえ。
費用どうしようって…。」
「お祝いに買ってあげる。」
「お祝いに買ってくれるって。」
「ダメよ。
そんなの悪いでしょ?」
「ゆえぇぇぇ…。」
「貸して。」
「うん。」
「お気になさらず。
悠斗に何かしてあげたかったので。」
「でも…。」
「買わせて下さい。」
「いいの?」
「はい。」
「じゃあ、お願いするわ。」
「ありがとうございます!
悠斗。
はい。」
「あ、うん。
母さん?」
「ゆえさんが、買ってくれるって言うから、お願いしたわ。
ゆえさんの言うこと、ちゃんと聞くのよ?」
「うん。
分かってる。」
「じゃあね。」
「うん。」
俺は、母親との電話を切った。
「ゆえ、いいの?
中学の用品…。」
「いいよ。
気にしないで。」
「う…うん…。」
「悠斗と離れたくない、ゆえのワガママ。」
「ゆえ…。」
「悠斗…。
ちゅ…。」
「ゆえ…。
ちゅされたら勃つ…。」
「悠斗のえっち。」
「へへ…。
ゆえ…。
ジャグジー入ろ。」
「いいよ。」
俺とゆえは、ジャグジーに入った。
「すっげえ!
ぶくぶく!!」
「ふふふ…。
(こういうとこ、子どもよね。)」
ゆえは、ジャグジーでシャインマスカットを食べていた。
「(こういうとこ、大人だよな…。)」
「ねぇ、悠斗…。」
「な…なに?」
いきなり、ゆえが俺の背後から、耳元に話しかけてきた。
「晩ご飯何がいい?」
「ルームサービス!」
「ルームサービス?!
気に入ったの?」
「うんっ!」
「(お祝いなのに…。)
(いいのかなぁ…。)
何がいい?」
「ステーキ!!
ゆえもだよ?」
「はい…。」
ゆえは、ルームサービスを頼んだ。
「来るまで、SEXする?」
「しない。
悠斗、激しいんだもん。」
今日は、ルームサービスで頼んだ、ステーキを食べて、ジャグジー入って、寝ることにした。
みんな、先生とのお別れで泣いていた。
「(ゆえに会えないまま、卒業か…。)
(あまり間隔置かないって言ってたのに…。)」
俺は、少しムッとしていた。
親と教室に帰った時だった。
「悠斗。
おめでとう!!」
「(えっ?)
(ゆえの声…。)
ゆえ…?」
「そうだよ。」
花束の向こうから、ゆえが顔を出した。
「ゆえ!!
なんで?!
なんでここに居るの?!」
「おばさんに、教えてもらったの。
おめでとう。」
「ゆえ…。」
俺は、ボロボロ泣き出してしまった。
ゆえは、髪の毛を耳にかけながら、俺に言った。
「もう、泣かないでよ…。
はい。
花束。
受け取って。」
「うん…。
ありがとう…。
ゆえ…。
会いたかったよぉ…。
ゆえ…。
ヒック…ヒック…。」
「悠斗…。
ゆえも会いたかったよ。」
俺は、ゆえから大きな花束を受け取った。
ゆえは、短いスカートのスーツを着ていた。
「北原、この人がゆえさん?」
「うん。
ゆえ、友達の里中けんじ。」
「こんにちは。
悠斗の彼女の天使(あまつか)月です。」
「あ…はい…。
(大人だ…。)
(大人だけど、可愛い…。)
(これは、惚れるわ…。)」
「悠斗、今日、おじさんとおばさんが、許してくれたら、晩ご飯一緒に食べない?」
「食べたいっっ!!
父さん、母さんいいでしょ?!」
「仕方ないわねぇ…。
いいわよ。」
「やったー!!
ゆえとご飯っっ!!」
そこに、ファンクラブの子が来た。
「あなたがゆえさん?
(背ちっちゃ!)
(ちちデカっ!)」
「ええ…。」
「ゆえ。
ファンクラブの子達だよ。」
「ファンクラブ?!」
「うん。
どうしたの?
ファンクラブ嫌?
解散させようか?」
「解散させなくていいよぉっ!!
驚いただけ!」
「ゆえになんか言ったらブチ切れるよ?」
「分かってます。
地雷なんですよね。」
「地雷…?」
「そう。
俺の地雷。」
「そうなの?」
「小5の時揉めたじゃん。」
「あぁ、そんなこともあったわね…。」
そこに担任が来た。
「あの…部外者の方は…。」
「あ、そうですよね…。
すみません。」
ゆえが出て行こうとしたのを止めた。
「部外者じゃないから!!
俺の彼女!!」
「北原くん、彼女さんは、親御さんではないので、部外者になります。」
「婚約者だったら?」
「婚約者ならいいですよ。
でも、婚約者ではないですよね?」
「分かった。
ゆえ!!
俺と結婚して!!
俺が18歳になったら、結婚しよう。」
「北原くん…。」
「いいよ。
18歳になったらね。」
「はい。
婚約者です。」
「北原くん。
今は、部外者…。」
「婚約者です!!」
「はぁ…。
お父さん、お母さん、良いんですか?」
「ゆえさんなら、大歓迎ですよ。
なぁ?
母さん。」
「ええ。
ゆえさん、居て良いのよ。
もう、娘みたいなものなんだから。」
「ありがとうございます。」
「はぁ…。」
担任はため息をついた。
「それでは、皆さん、おめでとうございます!!
中学に行っても頑張って下さい。」
「ありがとうございました!!」
全員で、ありがとうございました。を言って教室を出た。
「ゆえ!!
早く、早く。」
「ちょ…悠斗…待ってっっ!!」
「これ見てこれ!!」
「これがどうしたの?」
「卒業制作。
俺が作ったのこれ!」
「そうなの?
ステキね。」
「ホント?!
そう思う?!」
「うん。」
「へへ…。」
「写真撮ろうか?」
「うんっっ!!
ゆえも入るでしょ?」
「勿論。」
「やった!!」
そこに。圭介兄が来た。
「悠斗、父さんと母さんは?
って、ゆえちゃん!!
(やっぱ、可愛い…。)
(って、その服装ヤバっっ!!)
(SEXしたくなる!)
(何カップあんの?)」
「こんにちは。」
「圭介兄、聞いて!!
ゆえと俺、婚約した!!」
「は?
お前何言ってんの?」
「あ、ホントに婚約しました。」
「ゆえちゃんまで…。
(冗談であれ。)
(冗談であれ。)」
「ホントですよ。
悠斗が18歳になったら結婚するんです。」
「ね〜ゆえっ!!」
「うんっ!!」
「本気…?」
「俺には、ゆえしか居ないから。」
「私にも、悠斗しかいないので…。」
「そんな…。
ゆえちゃんは、そんなことないでしょ。」
「いえいえ。
そんなことありますよ。」
「悠斗!!
花束持ちなさい!!
あ、圭介。
来てくれたのね。」
「母さん。
なにその花束?!」
「ゆえさんから、悠斗によ。」
「すごっっ!!」
「花束貸して!!
ゆえ!!
ここで撮ろうよ!!」
「いいよ。」
「俺1人の写真も撮って!!」
「いいよ。」
「ゆえ、来て!!」
「いいよ。」
「(コソっ)ゆえ、花束で隠しながらキスしよ?」
「いいよ。
ちゅ♡」
「ゆえ、愛してる♡」
「悠斗、愛してる♡」
「悠斗、卒業制作はどれなの?」
「あ、これ!!
ゆえが、ステキって言ってくれた!!」
「卒業制作の隣りに立って。
父さんが撮るから。」
「ゆえは?
ゆえも入ってよ。」
「まずは、悠斗だけでしょ?
ゆえは、後から入るから。」
「ええええ…。」
「悠斗、撮るぞ?」
「ほら、笑って。
ゆえさんとは、あとで。」
俺は、ゆえに笑顔を見せた。
「ゆえさん、入って。」
「あ、はい。」
父さんに言われて、ゆえが入った。
「撮るぞ?」
「はーい。」
ゆえと俺は、返事した。
「悠斗、ゆえさんと撮ったら、ものすごい笑顔になるんだな。
ははは。」
「母さん、さっき、悠斗が、ゆえちゃんと婚約した。って言ってたんだけど冗談だよな?」
「え、ホントよ。
悠斗には、ゆえさんしか居ないもの。」
「ファンクラブなかったっけ?」
「あったけど、ゆえさんに勝てるわけないもの。
見て。
あの嬉しそうな顔。
悠斗。
母さんにも撮らせて。」
「いいよ。
ゆえ、母さんの方見て。」
「うん。」
「撮るわよ?」
「はーい。」
ゆえと2人返事した。
「父さん、本当に悠斗が18歳になったら、ゆえちゃんと結婚させるのか?」
「ああ、そうだよ?
ゆえさんと居る時の悠斗の顔見れば分かるだろ?
それに、断る理由もないし。」
「悠斗、まだ子どもじゃん。
婚約者って…。
(ゆえちゃんは、俺が嫁にしたいのに…。)」
「圭介、花束持った悠斗を連れて帰って。
ゆえさんは、どうやって来る?」
「あ、車で、後を追います。」
「分かったわ。
圭介、頼んだわよ。
悠斗は、帰って着替えて、ゆえさんとご飯行きなさい。」
「はい…。」
「はーい!!
ゆえ行こ!!」
「うん。
それじゃ、先に失礼します。」
「ゆえさん、悠斗をよろしくね。」
「はい。」
「俺もゆえの車に乗りたい。」
「ダメよ。
おばさんに言われたでしょ?」
「分かったよ…。」
「それに、着替えたら、乗れるでしょ?」
「うん!
分かった!!
ゆえ、後でね?」
「うん。」
ゆえと俺は、それぞれ車に乗り、俺の家まで帰った。
「ゆ…悠斗。」
「なに?」
「後ろ、ゆえちゃんだよな?」
「そうだよ?」
「ゆえちゃん、金…、持ち…?」
「知らない。
なんで?」
「すごい車が後ろにいるんだけど…。」
「すごいって?」
「高級車…。」
「そうなの?」
「あぁ…。
ゆえちゃんって何してる人?」
「え?
仕事聞いたことない。」
「そうか…。
(めっちゃ、金持ちじゃね?)
着いたぞ。」
「はーい。
ありがとう。」
俺は、花束を持って降りた。
「ゆえ、ちょっと待ってて。
すぐ、着替えて来るから。」
「うん。」
「ゆえちゃん。」
「はい?」
「ゆえちゃん、仕事何してるの?
普通の女の子が乗る車じゃないでしょ。」
「えっと…。
天使グループって知ってます?」
「知ってるも何も、大企業じゃん。
ここ数年で出てきた会社でしょ?」
「はい。
私の名前、天使月です。
調べてもらったら、分かると思います。」
「これ…ゆえちゃん…?
会長って…。」
「はい。
会長です。
おじさんとおばさんと悠斗には、内緒にして下さい。
お金目当てに近付く人が多くて…。」
「分かった。
(ゆえちゃんの秘密、知ってしまった。)」
そこに、俺が着替えて登場した。
「ゆえ、この服どう?」
「カッコいいよ。」
「ホント?」
「うん。
悠斗、行こうよ。」
「うん。
じゃあ、圭介兄、行ってきます。」
「お…おう…。
(ゆえちゃん…。)
(悠斗、逆玉じゃん…。)」
「まだ、お昼ご飯の時間だね。
何食べたい?」
「ゆえは?」
「ゆえ?
何がいいかなぁ…。
お昼は軽く食べて、夜豪華にする?」
「それ、いいね。
何にしよう…。」
「ゆえが泊まってるホテルで食べる?」
「うん。」
「じゃあ、ホテル行こ。」
「うん。」
「ルームサービスにする?」
「何それ?」
「部屋で食べれるの。」
「それがいい!」
「分かったわ。
好きなもの注文してね?」
「うんっ!!」
俺とゆえは、ゆえの泊まってるホテルに着いた。
「ねぇ、ゆえ。」
「なに?」
「この車、高いの?」
「え…。」
「圭介兄が、高級車だって…。」
「あぁ…。
(しゃべっちゃったのね…。)
うん…。
2000万くらいする…。」
「2000万?!
たっっかっっ!!
ゆえ、お金持ちなの?!」
「うん…。
お金だけで、ゆえのこと見る?」
「どう言うこと?」
「お金があるから、好きになる?ってこと…。」
「お金は、関係ないよ。
ゆえだから好きになったんだから。」
「悠斗…。
ありがと…。」
「そんなこと気にしてたの?」
「うん…。」
「もう、可愛いなぁ…。
ゆえの全部が好きだよ♡」
「悠斗…。」
「じゃあ、部屋行こ?」
「うん。」
俺とゆえは、ホテルに入った。
「ゆえ、何階?」
「最上階…。」
「分かった。」
俺は、最上階を押した。
「ゆえ。
部屋は?」
「ここよ。」
「わぁ…。
広い…。
この間と全然違うじゃん!」
「今日は、お祝いだから…。」
「ゆえ…。
ありがと。」
「ううん。
いいの。
で、何食べる?」
「その前に…。
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。」
「悠斗…?
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。
んん…んん…んん…。
ちゅくちゅくちゅく…。」
「ゆえ…いい…?」
「え…?」
「学校から我慢してた…。
ちゅくちゅくちゅく…。
いいでしょ?」
「悠斗…。
いいよ…。」
俺は、キスしながら、ゆえの上着とブラウスを脱がした。
「ゆえ…1回やっていい?」
「いいよ…。」
俺は、ゆえのパンストを破り、パンティをずらし中に挿れた。
「は…ぁ…ん…。」
「いくよ?」
「うん…。」
俺は、激しく腰を振った。
「ああん…ああん…ああん…。」
「はぁ…はぁ…はぁ…。
気持ち…いい…っっ!」
その時、圭介兄から電話が鳴った…。
「んんっんんっんんっ!!」
「はぁ…はぁ…はぁ…。
でんわっっ…でなきゃっっ…っっ!!」
「ぬ…抜かないでっっ!!」
「で…でも…っっ!!
…仕方っっ…ないなぁ…。
声…ださ…ないでよ…?」
「うんっっ…っっ!!」
「もしもし…?」
「あ、悠斗か?」
「うん。」
「今大丈夫か?」
「うんっっ。
なにっっ?」
「ゆえちゃんと何してんの?」
「(SEXなんて言えねぇ…。)
ルームサービス?で、ご飯食べてる。
(ホントは、ゆえ食べてる…。)」
「ゆえちゃんは?」
「一緒にご飯食べてるよっっ!
(ホントは、俺に食べられてる。)」
「そうか…。
ゆえちゃんと代わってくれね?」
「なんで?!
ヤダよっっ!!
(ゆえ、必死に声我慢してるのに…。)
(話せるわけねぇじゃん!)」
「なんでダメなんだよ?」
「っっ!!
ゆえっっ!!」
「ふ…ぅ…んっっ!!」
ゆえは必死に首を振った。
「ゆえ、出たくないってっっ!!」
「なんでだよ!」
「知らないよっっ!!
(あ…イきそう…っっ!!)
(ヤバいっっ!!)
切るよっっ?!」
俺は、電話を切った。
「ゆえっ!!
イくイくイくイくイくっっ!!」
「はぁっっっんんっっ!!」
「はっ…はっ…はっ…っっ!!
イったぁ…。」
「ふ…にゃ…ん…。」
「ゆ…え…。
ご飯にする…?」
「う…ん…。
何が…いい…?」
「うーん…。
ハンバーグかな…。
ゆえは?」
「ゆえ、フルーツ。」
「それだけ?!
ちゃんと食べて!
そんなんじゃ、俺が決めるよ?
ゆえは…ゆえもハンバーグ!」
「はい…。」
ゆえが、フロントに電話して注文した。
それから、ゆえは、パンストとパンティを脱いだ。
ルームサービスが来て、ご飯を食べる時、ゆえの足伝いに俺の液が流れてて、俺は興奮した。
「ゆえ…。
液垂れてる…。」
「見ないで!」
「無理!
見ちゃった!
ご飯の前に…。」
「だめだめ…。」
「無理!
ちゅ…ちゅ…ちゅ…。」
「悠斗っっ!
ぷはぁっ!!
んんっんんっんんっ!」
「ちゅくちゅくちゅく…。
ちゅちゅちゅ…。」
「ぷはぁっ!
悠斗、だめぇっ!」
「ゆえが悪い。」
「なんでよっ!」
「エロい!
食べてやるぅっ!」
「きゃんっっ!」
俺は、ゆえをベッドに押し倒して、すぐに、ゆえの中に挿れた。
「悠斗…。
だぁめっ!
あんあんあん…。」
「ゆえの弱いとこ知ってるんだから!
ここだろ?」
「あああんっっ!!」
「ここ、いっぱい突いてあげるっっ!!」
静かなベッドに響くのは、ゆえの喘ぎ声と俺の吐息とパンパンぐちゅぐちゅいやらしい音…。
俺とゆえは、我慢できず、すぐイった。
ゆえは、すぐに、シャワー室に駆け込んだ。
「ゆえ、一緒にシャワー浴びよ?」
「だめ!」
「なんで?」
「ここでも食べられそうだから!」
「いいじゃん!!」
「ご飯、冷めちゃったでしょ?!」
「いいじゃん!!
我慢させすぎた、ゆえが悪い!」
ガチャっと開いて、ゆえが顔を出した。
「もう、ご飯食べてからにして!」
「分かった…。」
俺もシャワー浴びて、ゆえとご飯を食べた。
ご飯を食べてからは、SEX三昧だった。
俺は、今までの時間を埋めるように、ゆえを激しく求めた。
疲れ果てた俺達は、休憩をとった。
「悠斗、シャワー1回浴びる?」
「うん。」
シャワーを浴びていると、ゆえがボディーソープを自分のおっぱいに付けて、俺のちんちんを洗い始めた。
それが、腰が浮くほどに気持ちよくて…。
「これ気持ちいい?」
「う…うん…。
あ…あ…あ…。
イき…そ…う…。」
「我慢せずに出していいから。」
「あ…あ…あ…。」
俺は、おっぱいにたっぷり出した。
出したのに、ゆえは止めてくれなかった…。
「ゆ…ゆえ…なんか…精子…じゃないの…出そう…なん…だけど…。」
「いいよ。
そのまま出して。」
「あ…あ…あ…。
ああっああっああっ!!
出る!出る!出る!
あああああああああっっ!!」
「潮吹いちゃったね。」
「し…お…?」
「うん、そう。
気持ち良かった?」
「う…うん…。
これ…ヤバい…。」
「じゃあ、最後ね。」
「え…。」
ゆえは、俺のちんちんをパクッと口に入れた。
「じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ…。
じゅるるるるるるるるっ!
じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ…。
じゅるるるるるるるるるっ!」
「あああああああっっ!!
ゆえっ!!ゆえっ!!
ヤバい!ヤバい!ヤバい!」
俺は、あっという間にイかされた。
「気持ち良かった?」
「う…ゔん…。
すご…か…った…。」
ゆえは、満足そうにシャワーを浴びた。
「悠斗、ジャグジー入る?」
「う…ん…。」
「じゃあ、準備するね。」
「ゆ…え…。」
「なぁに?」
「ゆえと離れたくないっ!!
ずっと一緒に居たいっっ!!」
「悠斗…。
ゆえだって、離れたくない!!
でも…。
仕事あるし…。
おばさん達が許してくれるか…。」
「俺、言ってみる!!」
俺は、親に電話した。
「中学まで、ゆえと居たい!!」
答えは、意外とあっさりしていた。
「言うと思った。
いいわよ。
その代わり、ゆえさんの邪魔しないのよ?
それから、中学の買い物はどうするの?」
「ゆえと相談する。
いつあるの?」
「3月25日。
朝10時からよ。」
「分かった。
ゆえ!!
3月25日10時に中学校で、買い物に連れてって。」
「いいよ。」
「いいって。」
「買い物の費用は?
ゆえさんに出してもらうわけにいかないでしょ?」
「ゆえ。
費用どうしようって…。」
「お祝いに買ってあげる。」
「お祝いに買ってくれるって。」
「ダメよ。
そんなの悪いでしょ?」
「ゆえぇぇぇ…。」
「貸して。」
「うん。」
「お気になさらず。
悠斗に何かしてあげたかったので。」
「でも…。」
「買わせて下さい。」
「いいの?」
「はい。」
「じゃあ、お願いするわ。」
「ありがとうございます!
悠斗。
はい。」
「あ、うん。
母さん?」
「ゆえさんが、買ってくれるって言うから、お願いしたわ。
ゆえさんの言うこと、ちゃんと聞くのよ?」
「うん。
分かってる。」
「じゃあね。」
「うん。」
俺は、母親との電話を切った。
「ゆえ、いいの?
中学の用品…。」
「いいよ。
気にしないで。」
「う…うん…。」
「悠斗と離れたくない、ゆえのワガママ。」
「ゆえ…。」
「悠斗…。
ちゅ…。」
「ゆえ…。
ちゅされたら勃つ…。」
「悠斗のえっち。」
「へへ…。
ゆえ…。
ジャグジー入ろ。」
「いいよ。」
俺とゆえは、ジャグジーに入った。
「すっげえ!
ぶくぶく!!」
「ふふふ…。
(こういうとこ、子どもよね。)」
ゆえは、ジャグジーでシャインマスカットを食べていた。
「(こういうとこ、大人だよな…。)」
「ねぇ、悠斗…。」
「な…なに?」
いきなり、ゆえが俺の背後から、耳元に話しかけてきた。
「晩ご飯何がいい?」
「ルームサービス!」
「ルームサービス?!
気に入ったの?」
「うんっ!」
「(お祝いなのに…。)
(いいのかなぁ…。)
何がいい?」
「ステーキ!!
ゆえもだよ?」
「はい…。」
ゆえは、ルームサービスを頼んだ。
「来るまで、SEXする?」
「しない。
悠斗、激しいんだもん。」
今日は、ルームサービスで頼んだ、ステーキを食べて、ジャグジー入って、寝ることにした。