隠れる夜の月
指が、ゆっくりと蜜壺に入り込んでくる。
くちゅ、と水音がして入口が、ほぼ同時に奥が、ひくりと震える。
潤いとともに飲み込まれていく指が、膣壁を擦り上げ、優しく刺激した。
「ん……っ、ふぁ、……あぁ……っ」
指が中を擦り、掻き混ぜるたび、快感が波のように押し寄せ、膨れ上がってくる。その気持ち良さに、三花は腰をうねらせる。
「見つけた」
ふっと笑んだ拓己の言葉とともに、へその裏あたりをぐっと押し上げられた。
「あぁんっ」
三花が感じる場所はもはや、余すことなく拓己に知られてしまっている。彼は限界までソコを責めるのが好きだ。思いもしなかったけれど、こういう時は少し意地が悪い。だから今夜もきっと……
三花が予想した通り、拓己は、三花が耐え切れなくなるまでその場所を責め続けた。どれだけ懇願しても、イクまでは許してくれない。
「あ、あ、だめぇ、あぁ」
「だめ? 何が」
「も、もう……っ、いく、イっちゃうっ……」
「イって。三花のイク顔、見たい」
「あ、あぁ、あぁっ……!」
背中を弓なりに反らせた三花の身体が、ビクンと跳ねる。
絶頂の余韻が半ば過ぎ去る頃、バスローブを脱ぎ捨てた拓己が、覆いかぶさってきた。
「入れるよ」
充分すぎるほどに濡れているのを確かめ、拓己が囁く。
その首に腕を回し、三花は目を閉じた。