隙なしハイスペ女子大生は恋愛偏差値が低すぎる。
涼太さんは隙を与えないかのようにそのまま覆いかぶさる。トップスとブラを一気にぐいっと首元まで捲し上げると、そのまま片方の乳首を弄り続け、もう片方の乳首を口内に含む。
「やぁぁぁっ…!りょ、…たさん…!」
「んー?」
「も、だめぇ…ちょっと…いっかい………、あぁんっ!」
あまりの快楽に頭が追いつかず一息入れたかったのに。涼太さんはお構いなしに舌先で私の乳首を虐める。
「ぁ…っ、んっはぁ、はぁっ…あっ、ぁあっ」
ようやく乳首が舌先の愛撫から解放された。だけど、またどちらの乳首も涼太さんの手に捕らえられ、休む間もなく快楽が襲ってくる。
涼太さんの細い指によって与えられる快感に溺れる私。横になって顔を軽く隠す私を、涼太さんは上から楽しそうに眺めているのがまた恥ずかしい。
「里香ちゃん、下、もぞもぞしてどうしたの?」
にこにこしながら私が太ももを擦り合わせていることを問い詰める。尚も乳首への刺激は止むことがない。
「んんっぁっ、はぁっ…だっ…てぇ……」
「だって?」
続く言葉なんて簡単に想像できるはずなのに。涼太さんはずっと意地悪く笑いながら私の顔を見つめている。
と思ったら、乳首を弄りながらまた覆いかぶさり、私の唇を塞ぐ。
「んっ、んんーっ!」
涼太さんの舌は「もっと絡めて」と言わんばかりに求めてくる。その求めに応えられているかはわからないけど、私も必死に舌を絡ませようとする。でも、乳首への快感が止まらずになかなか集中できない。
ふと、口が離されると私の耳に涼太さんの口元が近づく。
「下、触ってほしいんでしょ?ちゃんと言おうね」
耳元で囁くようにそう言われると、下半身がぎゅっと疼く感覚を覚えた。
「ぅあっ…はっ、ん…触っ、て…ほしい…です…っ…!」
「うん、いい子」
にこっと笑うと片方の手をスカートの中に移動させる。その手は直接触れてほしいところには触れず、内腿を繰り返し撫でるようにさすっていた。
「ぁうっ…ん…はぁ…」
じれったい、けどそのもどかしさすらも気持ちがいい。涼太さんは私の反応を楽しむように、もう片方の手で乳首を強く摘んだり手のひらで転がしたり。
その瞬間。
「っあぁぁ、ん!」
涼太さんの手が下着の上から秘部に触れた。
「感度良すぎ」
涼太さんはそう言って鼻で笑う。何度も何度も下着の上からクリトリスを2本の指で優しく撫でられる。じわっと湿る感覚が止まらない。
「あっあっ、んっはぁ…はぁっ…あっ」
私が既に快感に抗えないことを知っていて涼太さんは意地悪く質問する。
「直接触ってほしいよね?」
私は小刻みに何度も頷いて懇願する。すると涼太さんは下着の隙間から指を滑り込ませ、即座にクリトリスを捕らえた。
「やぁっ!あっ!はぁ…っ!」
下着はその役割を果たせないほどにびっしょりと濡れている。涼太さんの指がクリトリスをいじることによってピチャピチャといやらしい音が部屋の中に大きく響く。
「りょ…た、さん…!ちょっと…あっ、だ、め…あぁんっ!」
「うん、1回イッとこうか」
涼太さんの2本の指が私のクリトリスをやさしく挟んで摘む。その瞬間、頭がチカチカして大きな快楽が私を一気に飲み込もうとするのがわかった。
「やぁぁぁっ!イクっ…イ…クっぅぅ…!!!」
腰を大きくのけ反らせて、ぶるっと体が震える。涼太さんの「かわいい」という声が遠くに感じられた。