隙なしハイスペ女子大生は恋愛偏差値が低すぎる。
「はっ、はぁ、はぁ…っ」
肩で大きく息をしてもなかなか呼吸が整わない。こんな快楽は初めてだった。
ぼーっとしていると、涼太さんは私の服と下着を全て脱がせる。頭が上手く働かない私は抵抗も何もできないまま、何も纏わない姿となった。
涼太さんはそのまま私を膝立ちにさせる。向かい合う形で涼太さんも膝立ちになる。働かない頭で「どうするんだろう」と思っていると、入り口に涼太さんの指が這った。
「ひゃっ…あっんっ」
今まだイッたばかりなのに。涼太さんは快感を与えることを止めないつもりだ。私のそこは十分すぎるほど濡れていて、入り口を擦られるだけでも腰が動いてしまう。
「あぁぁっっ、はぁっ」
膝がガクガクする。涼太さんは私の腕を自分の首に回すよう誘導する。それでどうにか膝立ちできているが、これ以上快感が強くなるとどうなるかわからない。
ジュプッ…
「やぁぁぁぁぁっん!!」
入り口を這っていた中指が一本、卑猥な音を立てて私の中に挿入される。下半身にぎゅっと力が入る。
「ぇっ、あぁぁ…!まっ…てぇ…!!」
涼太さんは挿入した中指を私のお腹側にぐっと押し当てる。
グチュッグチュグチュッ
「まっ、て!やだっっ!これ!やだよぉっ…!!!」
中指を繰り返し素早く動かして、今まで感じたことのない強い刺激を受ける。
「だめだめだめだめっ!やだっ…あぁぁん!」
何かが押し寄せてくる感覚。さっきのクリトリスに与えられたものとはまた違う感覚だ。
「だめじゃないよ」
快感に歪む私の顔を見て優しく微笑む。
グチュグチュグチュグチュグチュ……
内側を集中的に攻められているうちに、何かが出そうな感覚が急激に襲ってきた。
「ねぇっ、はぁっ…やめてぇ、っおねがいっ…!!」
「なんで?気持ちいいでしょ」
「やぁっ、ちがっ、出…っちゃうの、出ちゃうよぉっ…!!!」
「うん、出していいよ」
涼太さんがそう言うと一層激しく、折り曲げた中指を出し入れして中をかき回す。
股の間から止めどなく飛沫が飛び散る。涼太さんの手も、シーツもびしょびしょだ。
「やぁぁっぁあぁぁあっ!!」
恥ずかしいのに、自分ではどうすることもできなくって、涙がうっすらと滲む。
気持ち良くて、気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだ。激しく動く涼太さんの手が私のその一点をより激しく刺激したかと思うと、一気に引き抜く。
「ぁああっやああぁぁっ…!」
プシャァッ……
私の大きな嬌声と共に、栓が抜けたかのように下半身から何かが噴き出す音。私はそのままベッドにどさっと倒れ込んだ。