重いけどいいの?お嬢サマ
ギリギリだけど無事B評価をもらえたことのお祝いを兼ねてせっかくだから、と執事たちも一緒の親睦会に。
小さなテーブルを囲むように皆で座り、各々好きなものを口にしている。
半べその春夏冬さんをなだめる慧を眺めていると、隣にいる秋葉さんが体ごとこっちに向いたため、視線をやった。
「一条様、この度は誠にありがとうございました。春夏冬の言う通り、慧お嬢様にしては本当に目と耳を疑いたくなるくらいの演奏で……今日のB評価は一条様のおかげです」
座りながらも深々と礼をする秋葉さん。
すると、慧が眉を寄せこちらを見た。
「なぁ秋葉、それはわたしを褒めてるのか貶してるのかどっちだ?」
「一応褒めています」
笑顔を作る秋葉さんに対し、ならいい、と笑って慧はまた春夏冬さんへと直った。