ガテン系おまわりさんの、溺愛彼女
□
「先に起きてたなら起こしてくださいよ、黒崎さん……!」
「可愛い寝顔を見てたら、このまま二度寝しても良いかなと思って、つい」
「もう……!」
「ふふっ、すみませんってば」
部屋に運ばれてきた朝食を食べながら、私たちはそんなやり取りを繰り広げていた。
大きめの白い皿には、ふわふわのオムレツとサラダ、そしてミニサイズのアサイーボウルが盛り付けられていた。
そしてベイカリーバスケットには、クロワッサンやチョコ入りのミニデニッシュ、ほうれん草のロールパンが並んでいる。
どれも美味しくて、大満足である。
「機嫌、直してくださいよ」
「むー、知りませんよ」
ディナーでの少し重い空気はどこへやら。部屋には、私と黒崎さんの和気あいあいとした喋り声が響く。テレビをつけていないのに、室内は賑やかそのものだった。
ちなみに、朝食は二人並んで食べたいと黒崎さんに提案されたため、昨夜とは椅子の配置を変えていた。
ディナーでは丸テーブルを挟んで二人で向かい合わせになっていたが、今はテーブルに、二人で隣合うように座っている。
二人で寄り添いながら見る早朝の景色は、昨夜の夜景よりも一層美しく感じられた。
「朝食も、お口に合ったようで良かったです」
「……ひぁ!?」
突然、黒崎さんは顔を近づけて、私の口元を舌でペロリと舐めた。
「なっ、なっ、なっ……!?」
まるで恋愛漫画の一場面のようなできごとに、私は顔を真っ赤にして固まる。
「オムレツのケチャップ、口についてました」
「っ、だったら、お手拭きでいいじゃないですか……!」
「ふふっ、少しだけ、意地悪したくなっちゃって」
悪びれることなく、黒崎さんはサラリと言ってのける。
その表情は、優しいお巡りさんではなく、からかい上手な恋人そのものだった。
「先に起きてたなら起こしてくださいよ、黒崎さん……!」
「可愛い寝顔を見てたら、このまま二度寝しても良いかなと思って、つい」
「もう……!」
「ふふっ、すみませんってば」
部屋に運ばれてきた朝食を食べながら、私たちはそんなやり取りを繰り広げていた。
大きめの白い皿には、ふわふわのオムレツとサラダ、そしてミニサイズのアサイーボウルが盛り付けられていた。
そしてベイカリーバスケットには、クロワッサンやチョコ入りのミニデニッシュ、ほうれん草のロールパンが並んでいる。
どれも美味しくて、大満足である。
「機嫌、直してくださいよ」
「むー、知りませんよ」
ディナーでの少し重い空気はどこへやら。部屋には、私と黒崎さんの和気あいあいとした喋り声が響く。テレビをつけていないのに、室内は賑やかそのものだった。
ちなみに、朝食は二人並んで食べたいと黒崎さんに提案されたため、昨夜とは椅子の配置を変えていた。
ディナーでは丸テーブルを挟んで二人で向かい合わせになっていたが、今はテーブルに、二人で隣合うように座っている。
二人で寄り添いながら見る早朝の景色は、昨夜の夜景よりも一層美しく感じられた。
「朝食も、お口に合ったようで良かったです」
「……ひぁ!?」
突然、黒崎さんは顔を近づけて、私の口元を舌でペロリと舐めた。
「なっ、なっ、なっ……!?」
まるで恋愛漫画の一場面のようなできごとに、私は顔を真っ赤にして固まる。
「オムレツのケチャップ、口についてました」
「っ、だったら、お手拭きでいいじゃないですか……!」
「ふふっ、少しだけ、意地悪したくなっちゃって」
悪びれることなく、黒崎さんはサラリと言ってのける。
その表情は、優しいお巡りさんではなく、からかい上手な恋人そのものだった。