ガテン系おまわりさんの、溺愛彼女
「じゃあ次、滑り台行きたい! せんせいと陽菜ちゃんはここで見ててね!」
「分かったよ、じゃあ黒崎さん、葉月ちゃんと行ってらっしゃい」
「俺も行くんですか!?」
「お兄ちゃんも早く早くー!」
「ま、待って、葉月ちゃん……!」
ボールプールを掻き分けながら、黒崎さんは葉月ちゃんを追いかける。その光景を見て、私は安心してホッと息を吐いた。
□
「すっごく楽しかったー!」
紙パックのりんごジュースを飲みながら、葉月ちゃんは満面の笑みで言った。
葉月ちゃんは巨大滑り台がとても気に入ったらしく、黒崎さんを連れて十回以上滑り続けた。黒崎さんも、嫌な顔せず葉月ちゃんに付き合ってくれたのだった。
「ふふっ、良かったね」
陽菜ちゃんにドリンクボトルで子ども用麦茶を飲ませながら、私は頷いた。どうやら私の作戦は、大成功だったようだ。
妹や弟が生まれると、上の子は必然的に親を独り占めして自由に遊ぶ機会は減ってしまう。そのため、葉月ちゃんも陽菜ちゃんを気にせず自由に遊べると喜ぶのではと思ったのだ。
それに……。
「ねえねえ、お兄ちゃんは優花せんせいの弟なの?」
「なっ!?」
「……えっ!?」
葉月ちゃんのひとことに、黒崎さんと私は同時に素っ頓狂な声を上げた。
「分かったよ、じゃあ黒崎さん、葉月ちゃんと行ってらっしゃい」
「俺も行くんですか!?」
「お兄ちゃんも早く早くー!」
「ま、待って、葉月ちゃん……!」
ボールプールを掻き分けながら、黒崎さんは葉月ちゃんを追いかける。その光景を見て、私は安心してホッと息を吐いた。
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「すっごく楽しかったー!」
紙パックのりんごジュースを飲みながら、葉月ちゃんは満面の笑みで言った。
葉月ちゃんは巨大滑り台がとても気に入ったらしく、黒崎さんを連れて十回以上滑り続けた。黒崎さんも、嫌な顔せず葉月ちゃんに付き合ってくれたのだった。
「ふふっ、良かったね」
陽菜ちゃんにドリンクボトルで子ども用麦茶を飲ませながら、私は頷いた。どうやら私の作戦は、大成功だったようだ。
妹や弟が生まれると、上の子は必然的に親を独り占めして自由に遊ぶ機会は減ってしまう。そのため、葉月ちゃんも陽菜ちゃんを気にせず自由に遊べると喜ぶのではと思ったのだ。
それに……。
「ねえねえ、お兄ちゃんは優花せんせいの弟なの?」
「なっ!?」
「……えっ!?」
葉月ちゃんのひとことに、黒崎さんと私は同時に素っ頓狂な声を上げた。