ガテン系おまわりさんの、溺愛彼女
「だって、おそろいのお洋服着てるもん」
葉月ちゃんの言う通り、私と黒崎さんは同じオレンジ色のポロシャツを着ていた。今日のイベントで、ボランティアスタッフはこれを着てネックストラップを着ける決まりなのだ。
「え、えっと……ほら、オレンジ色のお洋服は、ほかのお兄ちゃんお姉ちゃんも着てるでしょう?」
「だって、ポッケのペンまで一緒だよ」
葉月ちゃんが指さしたのは、私の胸ポケットに入れてあるボールペン。よく見ると、黒崎さんの胸ポケットにあるペンと同じものだった。
意図せずして、私と黒崎さんはペアルックになっていたのだ。
そう意識した瞬間、妙な気恥ずかしさで顔が暑くなるのを感じた。
「お、弟ではない、かな……黒崎さん、お、お兄ちゃんは、先生のお友達だよ……! ね、黒崎さん!」
「そ、そうだよ! お友達なんだ!」
私が目配せすると、黒崎さんも慌ててそう言ってくれた。彼の顔が、ほんの少し赤く染っているように見えるのは、気のせいだろうか。
「ふうん、葉月と陽菜ちゃんはね、今日はおそろいの向日葵柄のお洋服なんだ! 可愛いでしょ」
「うん、とっても可愛いね!」
ドキドキと心臓がうるさいのを感じながら、私は必死に頷いた。
結局、葉月ちゃんたちのお母さんが戻って来るまで、胸の鼓動が落ち着くことはなかった。
葉月ちゃんの言う通り、私と黒崎さんは同じオレンジ色のポロシャツを着ていた。今日のイベントで、ボランティアスタッフはこれを着てネックストラップを着ける決まりなのだ。
「え、えっと……ほら、オレンジ色のお洋服は、ほかのお兄ちゃんお姉ちゃんも着てるでしょう?」
「だって、ポッケのペンまで一緒だよ」
葉月ちゃんが指さしたのは、私の胸ポケットに入れてあるボールペン。よく見ると、黒崎さんの胸ポケットにあるペンと同じものだった。
意図せずして、私と黒崎さんはペアルックになっていたのだ。
そう意識した瞬間、妙な気恥ずかしさで顔が暑くなるのを感じた。
「お、弟ではない、かな……黒崎さん、お、お兄ちゃんは、先生のお友達だよ……! ね、黒崎さん!」
「そ、そうだよ! お友達なんだ!」
私が目配せすると、黒崎さんも慌ててそう言ってくれた。彼の顔が、ほんの少し赤く染っているように見えるのは、気のせいだろうか。
「ふうん、葉月と陽菜ちゃんはね、今日はおそろいの向日葵柄のお洋服なんだ! 可愛いでしょ」
「うん、とっても可愛いね!」
ドキドキと心臓がうるさいのを感じながら、私は必死に頷いた。
結局、葉月ちゃんたちのお母さんが戻って来るまで、胸の鼓動が落ち着くことはなかった。