ガテン系おまわりさんの、溺愛彼女
「ぼくね、優花ちゃんと公園で遊びたい! ボール遊びとドロケイ!」
「えっ!?」
どうやら翔くんは、外遊びをご所望のようだ。慌ててお姉ちゃんは、翔くんに言い募る。
「翔くん、お外遊びは、パパやママがいる時にしよう? 優花ちゃんヘトヘトになっちゃうから」
翔くんはやんちゃ盛りで、かけっこが大好きだ。そのため彼ひとりを見るのに、外遊びならば最低でも大人二人は必要なのである。
「いーやーだ! 優花ちゃんとお外で遊ぶの!」
ママ相手に、翔くんはごね始めてしまった。
どうしようかと思っていた時、ちょうど私のスマートフォンにメッセージアプリの通知が来た。送り主は、黒崎さんだった。
アプリを開いてメッセージを確認すると、そこには「とある相談ごと」が書かれていた。
その文面を見て、私は一か八かの賭けに出ることにした。
(たしか黒崎さん、明日はお仕事がお休みだったはず……!)
ダメ元でメッセージを送ると、すぐにOKの返事が返ってきた。
「ヤダヤダ!! 明日はお外で遊ぶ!!」
「お待たせ。ねえねえ、翔くん。明日、一緒に公園に行こっか」
「え、ちょっと、優花!?」
「ただ、私のお友達のお兄さんも一緒に遊びたいんだけど、いいかな?」
こうして私は、黒崎さんと翔くんを引き合わせることにしたのだった。
「えっ!?」
どうやら翔くんは、外遊びをご所望のようだ。慌ててお姉ちゃんは、翔くんに言い募る。
「翔くん、お外遊びは、パパやママがいる時にしよう? 優花ちゃんヘトヘトになっちゃうから」
翔くんはやんちゃ盛りで、かけっこが大好きだ。そのため彼ひとりを見るのに、外遊びならば最低でも大人二人は必要なのである。
「いーやーだ! 優花ちゃんとお外で遊ぶの!」
ママ相手に、翔くんはごね始めてしまった。
どうしようかと思っていた時、ちょうど私のスマートフォンにメッセージアプリの通知が来た。送り主は、黒崎さんだった。
アプリを開いてメッセージを確認すると、そこには「とある相談ごと」が書かれていた。
その文面を見て、私は一か八かの賭けに出ることにした。
(たしか黒崎さん、明日はお仕事がお休みだったはず……!)
ダメ元でメッセージを送ると、すぐにOKの返事が返ってきた。
「ヤダヤダ!! 明日はお外で遊ぶ!!」
「お待たせ。ねえねえ、翔くん。明日、一緒に公園に行こっか」
「え、ちょっと、優花!?」
「ただ、私のお友達のお兄さんも一緒に遊びたいんだけど、いいかな?」
こうして私は、黒崎さんと翔くんを引き合わせることにしたのだった。