ガテン系おまわりさんの、溺愛彼女
□
「はい、どうぞ。ゆっくり飲んでね」
「ありがと!」
ストローを刺してパックのぶどうジュースを渡すと、翔くんは美味しそうに飲み始めた。
三人で目いっぱい遊んだあと、私たちは芝生にレジャーシートを敷いて、お昼ご飯の準備をしていた。
私が持ってきたのは、ポテトサラダやレタスを挟んだサンドイッチと、生クリームとフルーツを挟んだフルーツサンド。黒崎さんは、おやつに子ども用のビスケットとグミを買ってきてくれていた。
「大和くんも、何かジュース飲みます? 全部子ども用なんですけど」
水筒に入れたお茶とは別に、私はパックジュースを味違いでいくつか持ってきていたのだ。
そしていつの間にか、私は黒崎さんを「大和くん」と呼ぶのに慣れ始めていた。……慣れとは恐ろしい。
「いえ、翔くんの分をもらうのは申し訳ないので……」
「ジュース、大和くんにも一個あげる! 優花ちゃんも、はい」
「っ、あ、ありがとう」
遠慮している黒崎さんに、翔くんは野菜ジュースを手渡した。それから私には、りんごジュースをくれる。
「いっただきまーす」
ジュースを片手に、私たちはサンドイッチを食べ始めた。
「はい、どうぞ。ゆっくり飲んでね」
「ありがと!」
ストローを刺してパックのぶどうジュースを渡すと、翔くんは美味しそうに飲み始めた。
三人で目いっぱい遊んだあと、私たちは芝生にレジャーシートを敷いて、お昼ご飯の準備をしていた。
私が持ってきたのは、ポテトサラダやレタスを挟んだサンドイッチと、生クリームとフルーツを挟んだフルーツサンド。黒崎さんは、おやつに子ども用のビスケットとグミを買ってきてくれていた。
「大和くんも、何かジュース飲みます? 全部子ども用なんですけど」
水筒に入れたお茶とは別に、私はパックジュースを味違いでいくつか持ってきていたのだ。
そしていつの間にか、私は黒崎さんを「大和くん」と呼ぶのに慣れ始めていた。……慣れとは恐ろしい。
「いえ、翔くんの分をもらうのは申し訳ないので……」
「ジュース、大和くんにも一個あげる! 優花ちゃんも、はい」
「っ、あ、ありがとう」
遠慮している黒崎さんに、翔くんは野菜ジュースを手渡した。それから私には、りんごジュースをくれる。
「いっただきまーす」
ジュースを片手に、私たちはサンドイッチを食べ始めた。