その息尽きるまで時間は無限
3人でついていくと、佳凪は中庭へと俺らを導いた。



二つベンチがあったので、2人に分かれて座る。




「ごめん、教室はまずいかな、と思って。」

まだ予鈴まで時間がある。



朝の空は、透明すぎて、本当はそこには何も存在しないのでは、と思うほどだった。

いや、本当に何もないのか。



「3人に話があるの。」

「…」

「ーーーーーーーーーーもうね、やめてほしいの。」

「だから、なにを?!」



あおいが叫ぶ。

「…濡沢と、絡むのを。もちろん、七晴も。」





ーーーーーそりゃあ、そうだろうな。

全部俺のせいだろう。

あんなに逆転姿を見せつけてしまったんだ。
あんな姿を見たら、もう終わりを信じ込むしかない。

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