【完結】七年越しの初恋は甘く熱く、ほろ苦く。


「いらっしゃいませ」

「いらっしゃいませ」

 お客様がレジでお待ちなので、レジをやるためにレジへと向かった。

「合計4200円になります」

「クレジットカードでお願いします」

「かしこまりました」

 クレジットカード用の端末でクレジットカードを選択し、お客様にクレジットカードを入れてもらう。

「暗証番号お願いします」

「はい」

 クレジットカードの操作を終えると控えを渡して、レシートを渡した。

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

 お客様が帰ったのを確認すると、バックヤードへ行き書籍の在庫確認をする。
 すると私のスマホが、メッセージを来たことを知らせる。
 ポケットからスマホを取り出して開くと、三国くんからだった。

【お疲れ。今日仕事何時に終わる?】

【今日は19時までだよ】

【じゃあ一緒に夕飯を食べないか?】

【うん、食べる】

【じゃあ迎えに行くから待ってて】

【わかった】

 スマホをポケットへ戻すと、再び仕事へ戻った。

「いらっしゃいませ」

「すみません、医療関連の本を探してるんですけど」

「医療関連ですね。 ご案内致します」

 お客様を医療関連の本売り場へ案内する。

「こちらになります」

「ありがとうございます」

 お客様の案内を終えたところで、間もなく十九時になろうとしていた。

「そろそろ上がりだ」

 帰る準備をするため、私は残りの仕事を終わらせた。

「お先失礼します。 お疲れ様です」

「お疲れ様〜」
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