失恋には、甘いものより橋立君。
学校に着くと、朝練を終えた遙香が自分の席で勉強をしているのが見えた。
何の勉強してるんだろう…。
響と一緒に遙香の元へ向かうと、
「あ、莉乃おはよう!英単語の小テストヤバいんだけど。全然覚えられない。」
あぁ。
また私はやらかしてしまった。
そうだ、今日は英単語の小テストがあるんだった。
これもすっかり忘れてた。
「莉乃はどうせ完璧に覚えたんでしょ?」
「あ、いや、それが私もまだ完璧に覚えられてなくて…。」
しょうもないウソをついた。
忘れてたなら忘れてたと言えばいいのに。
なのに、どうしても響にバカだと思われたくなくて、ウソをついてしまう。
「えー珍しい。莉乃いつも自信満々なのに。」
「そうだな。しかも今日莉乃課題もやり忘れてるし。」
あーあ。
結局結果は同じだ。
響に変に思われた。
そりゃあ2度も大失態を犯すだなんて、いつもなら絶対ないもん。
今日の私は、ホントにおかしい。
何やってんだろ、ホント。
「莉乃、何かあった?いつもと様子が違うよ?」
鈍感な遙香ですら、そんなことを言う。
「ホントだよ。莉乃、何かあったんなら俺らに相談しろよ。」
何の勉強してるんだろう…。
響と一緒に遙香の元へ向かうと、
「あ、莉乃おはよう!英単語の小テストヤバいんだけど。全然覚えられない。」
あぁ。
また私はやらかしてしまった。
そうだ、今日は英単語の小テストがあるんだった。
これもすっかり忘れてた。
「莉乃はどうせ完璧に覚えたんでしょ?」
「あ、いや、それが私もまだ完璧に覚えられてなくて…。」
しょうもないウソをついた。
忘れてたなら忘れてたと言えばいいのに。
なのに、どうしても響にバカだと思われたくなくて、ウソをついてしまう。
「えー珍しい。莉乃いつも自信満々なのに。」
「そうだな。しかも今日莉乃課題もやり忘れてるし。」
あーあ。
結局結果は同じだ。
響に変に思われた。
そりゃあ2度も大失態を犯すだなんて、いつもなら絶対ないもん。
今日の私は、ホントにおかしい。
何やってんだろ、ホント。
「莉乃、何かあった?いつもと様子が違うよ?」
鈍感な遙香ですら、そんなことを言う。
「ホントだよ。莉乃、何かあったんなら俺らに相談しろよ。」