ゲームでバグりやすい私は、転生してもバグ(の神様)に好かれる
今日はアリト両親とアリアは出かけていて、家にいるのはアリトと焔のみでめちゃくちゃ危険な状態。
「それで、話とは?」
焔は恐る恐る聞いた。すると、青い髪の人が答えた。
「単刀直入に言いますと、あなたを我がルミナス魔法学園に来ていただきたいのです。」
「え?」
(ルミナス魔法学園って『魔法学園物語』の舞台じゃん!なんでこの二人が?ていうか、この人たちに見覚えが……)
「え、なんで…?」
「そういえば、名乗っていなかったですね。私たちはルミナス魔法学園の教師の、ネイア・エルネストと…」
「ブリック・ショーンだ。」
(あーっ!あの、教師ペアか!!だから、見覚えがあるのか!!)
「ていうか、なんで私が…?」
「コホンッ」と青い髪の人が言った。
「『魔王を撃退した英雄です!その才能を、ぜひとも我が学園で生かして欲しい!』と理事長が聞かなくて…」
「まぁ、命の恩人だからなぁ。理事長にとって。」
目つきの悪い男が言った。
「い、命の恩人?」
焔は何のことか、さっぱりわからなかった。
「え、覚えていないのですか?魔王が襲来した時に、助けてもらったと言っていましたけど…」
焔は魔王が襲来してきたときに、助けた人のことを思い返してみた。
そして、その中に一人老人がいたことを思い出した。
「…あーっ!あの人か!!」
(どうりで、あの人に見覚えがあったのかぁ!!)