推しは恋のキューピッド
「よかったですーー!本当にそれが気がかりだったんですよね…」


その姿をみて、改めていい子だなと思う。
こんな妹がいたら良かったな。


そしてそのまま、特に早川課長も隠している訳ではなさそうだったので、偶然出会って、ごはんに行き、一緒にこたろうカフェに行く流れになったことも話した。


それを聞いた川崎さんはどんどん目が輝いていく。


「中森さん!それデートじゃないですか!
この間の一件で早川課長が怖くないいい人って事が分かったので、私はお二人を全力応援します!!」


なんだか私より嬉しそうな様子にちょっとびっくりした。そしてまた出たあの単語…


「やっぱりこれはデート…なのかな?」

私の問いに川崎さんは少し考えたあと


「中森さんは、一緒に出かける事になったときどう思いましたか?」


「嬉しかった。」


「早川課長から連絡がきたときはどう思いました?」


「それも嬉しかったし、もっと連絡とりたいなって思った…かも。」 


その答えを聞いた川崎さんはニコッと笑う。

「デートって言葉に抵抗があるなら、自分の気持ちを認められるまでは推し活•推し友とランチって考え方でもいいと思います。でも一緒にいられて嬉しい、もっと接点を増やしたいって思うその気持ちは大切に…動いてくださいね。」


「…はい。」

なんだか年下とは思えない包容量だ。


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