推しは恋のキューピッド
「それじゃあ…晴香ちゃんに舞香ちゃん。
本当にありがとうね。」


2人は笑顔でうなづく。


時計をみるとそろそろいい時間だ。


「そしたら、私そろそろ行ってくる!」


私は川崎姉妹にお礼をいいお家を後にし、
電車にのり池袋まで向かう。


時計をみると、少し早く着いてしまいそうだが
気持ちを落ち着けるのにはちょうどいい。



持ってきていたコンパクトで改めて自分の顔をみる。
本当に別人みたい。
最初に思っていた普段の私と違う私も見て欲しい。
完璧にそうなった。


早川課長はどんなふうに思うかな…


ドキドキしながら、私は目的地へと向かった。



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