結婚できない症候群②
1時間後、出来上がったロールキャベツをお皿に盛って、俊介君の前に差しだした


「おっ!
これトマトソースで煮込んだの?」


「うん。」


「美味そう。
いただきま~す。」


俊介君はナイフとフォークを使って、ロールキャベツを口元へ運んだ


「うん。美味しい。」


「本当…よかったぁ。」


その後も次から次へと、食べてくれる俊介君


料理はすっかりなくなっていた



「ごちそう様。」


「ふふふっ。」


嬉しすぎて、思わず笑みがこぼれる


「そう言えば、私と別れた後…」


「麗奈。」


突然、私は俊介君に腕を捕まえられた


「俊介君?」


「なあ、麗奈。おまえ、今日ここに呼んだのは、俺とやり直したいと思ったからだろ。」


今まで見た事もないような、俊介君の顔


「俺もさ…おまえの事、忘れられなかったよ。」


近づいて来てのは、いつもの、あの優しい俊介君じゃなかった


「他の女と会う度に、おまえの体、思い出してた。」


そして急に、腰を抱き寄せられた



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