結婚できない症候群②
数日後、私は銀ちゃんに呼び出されて、この前行ったお店を訪れた


「銀ちゃん?」


「笑美ちゃん、来てくれたんだな。」


「うん。」


私は席に座ったけど、銀ちゃんはソワソワしている


「どうしたの?銀ちゃん。」


「えっ!?」


「なんだか、いつもよりも落ち着かない感じ。」


「…いつもよりも?」


「あっ…」



いけない


つい、本音が…



「まあ、いいや。実は…」


銀ちゃんは、ポケットの中から、青い箱を取り出した


「笑美ちゃん、これ!!」


「えっ?」


「俺の嫁さ、なってけれ!!」








その瞬間、私の頭の中には、ウェディングベルが大音量で鳴り響いた



< 36 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop