結婚できない症候群②
「笑美。
もう俺以外の男と、付き合ったりするな。」


私は、キョトンとしながら、辺りを見回した


「笑美?」


「まさか、今のセリフ。諷が言ったの!?」


「はぁ~?面白い事言ってくれるね、このお姉さん。他に、誰がいるんですか?」


ただでさえ背の高い諷が、私を見下ろす


「いや、いないけどさ…そんな男らしい事、諷が言うなんて…」


「…言えなかっただけだって。」


急に柔らかい口調になる諷


「男っていうのは…本気で好きになった女に、簡単に『愛してる。』とか言えない生き物なんだよ。」


「…だから?だから、その代わりにエロトーク?」


「真面目な顔で、『俺に抱かれろ。』とか、言ってほしい?」


「ぶはっ!!!!」


想像したら、急に吹き出した


「笑美、おまえ…」


「だって!諷が…諷が…あははははっ!」



やばい


笑い過ぎて、今度はお腹が痛くなってきた



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