敏腕編集者の愛が重すぎて執筆どころじゃありません!~干物女な小説家は容赦なく激愛される~
彼の葛藤が伝わってきて、思わず笑みが漏れた。私を大事にしようと一生懸命、己と闘ってくれているから。
「翠さんの全部がほしい。俺が一生、大切に支えるから」
「プロポーズみたいになっちゃってますけど?」
「それくらいの覚悟じゃなきゃ、翠さんに触れる資格なんてない」
真顔で言うものだから、ああ、彼は本当に真面目な人なんだなとしみじみ思う。
「それだけ、愛してるから」
そう甘く宣言して、ゆっくりと影を落とし、私に口づける。
「私も――」
その言葉の続きはキスの中に溶けていった。とろりとした幸せな感触で満たされて、この先経験する〝初めて〟の緊張感も吹き飛ぶ。
幸福を味わってぼんやり蕩けている間に、彼の手がシャツの一番上のボタンを外していた。
「怖かったら、すぐに言って」
そう前置きして、ボタンをひとつずつ解いていく。
「大丈夫です。嬉しいから」
男性が苦手だったわけじゃないと今ならわかる。
好きでもない人に触れられるのが嫌だっただけだ。
だから勇さんにならかまわない。彼になら触れてほしい。
「翠さんの全部がほしい。俺が一生、大切に支えるから」
「プロポーズみたいになっちゃってますけど?」
「それくらいの覚悟じゃなきゃ、翠さんに触れる資格なんてない」
真顔で言うものだから、ああ、彼は本当に真面目な人なんだなとしみじみ思う。
「それだけ、愛してるから」
そう甘く宣言して、ゆっくりと影を落とし、私に口づける。
「私も――」
その言葉の続きはキスの中に溶けていった。とろりとした幸せな感触で満たされて、この先経験する〝初めて〟の緊張感も吹き飛ぶ。
幸福を味わってぼんやり蕩けている間に、彼の手がシャツの一番上のボタンを外していた。
「怖かったら、すぐに言って」
そう前置きして、ボタンをひとつずつ解いていく。
「大丈夫です。嬉しいから」
男性が苦手だったわけじゃないと今ならわかる。
好きでもない人に触れられるのが嫌だっただけだ。
だから勇さんにならかまわない。彼になら触れてほしい。