敏腕編集者の愛が重すぎて執筆どころじゃありません!~干物女な小説家は容赦なく激愛される~
初めて入る彼の寝室。広々としたローベッドが置かれていて、和洋が見事に調和していた。リビングの和モダンと同じテイストだ。

「素敵な部屋……ここに来たの、初めてです」

「うん。万一襲っちゃったら大変だから、招かないようにしてた」

とんでもないことを暴露しながら、私をベッドに下ろす。

部屋のライトを黄色い間接照明に切り替えたあと、振り向いた彼の目は見たことがないくらい余裕がなく獰猛だ。

「だから今日はごめん、清らかな翠さんのままじゃ部屋に返してやれないと思う」

ゆっくりと距離を詰めてくる彼に、鼓動がどんどん高鳴っていく。

「……どうぞ。勇さんのお好きにしてください」

一応許可を出してみると、「だから、ずるい、そんなにかわいいのは」と独り言のように漏らし、キスをしながら私の体をベッドに押しつけていった。

脱がせかけのシャツの上から、彼が私の胸に触れる。

初めは包み込むように優しく、徐々に力がこもり握り込まれて、思わず「あん……っ」と声が漏れた。

気持ちよくて高揚して、彼も感じてくれていると思うと嬉しくて蕩けそうだ。

「く……全部かわいい。なにしてもかわいい」

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