敏腕編集者の愛が重すぎて執筆どころじゃありません!~干物女な小説家は容赦なく激愛される~
しばらくすると脚の間に彼の素肌が滑り込んできて、羞恥心が極みに達する。もう恥ずかしがっても無駄だと悟った。

「ああ、本当に。俺って情けないな。優しくしようとか、丁寧にリードしようとか、ちゃんと考えていたはずなのに」

そんな後悔を口にしながら、私のシャツとブラを奪い、下着を脱がしていく。

「わ、私だって。こんな恥ずかしい姿を晒すとは」

男性との行為は、もっと優雅なものだと思っていた。それこそ背景に薔薇の花が咲き、絡まり合う四肢が汗で輝き、滴る水滴はキラキラ輝いているものかと。

それがどうだ。私は情けない声をあげ、とろとろふにゃふにゃになってなされるがまま。

口は半開きで美貌とは程遠いし、薔薇を咲かせる余裕などない。

「なんか私でごめんなさい……」

掠れる声で謝罪すると「なに言ってるんだ」と笑われた。

「翠さんがいいんだ」

そう言ってキスでなだめると、指先を脚の付け根の花弁に滑り込ませる。

びくんと体が震えて、とめどもない快感がせり上がってきた。

「すぐにわかる。俺がどれだけ夢中になっているか。翠さんじゃなきゃダメなのか」

強張りを丁寧にほぐされて、言葉を紡ぐのも忘れて放心する。

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