First Light.


「何、今日どっか行くのかよ」


アイスコーナーから離れ、お菓子を選んでいるといつの間にか理人さんが私の隣に立っていた。

この間と変わらないふわりと匂う甘い香りが花を掠る。


「友達の家に」

「へぇ」

「クラブだと思いました?」

「あんたは出禁なので入れません〜」

「ひど」


たこ焼きの変わり種としてチョコレートも買っていこう。
ユズが好きなポテチも。


「女子高生って何して遊ぶの?」

「んー、なんだろ。でも今日はタコパです」

「へぇ、庶民でもするよタコパ」

「だから庶民なの!」


クククッと笑いながら、彼は私が持っていたお菓子を自分のカゴへと放り込み、レジへと向かった。


「ちょ、今日も奢れと?」

「違ぇわ」


理人さんはポケットから財布を取り出して、私の分もお金を出してくれた。

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