First Light.
「ごめんごめん。…あ、てかこれ俺もしかしてストーカーになる?俺きもい?」
「え?」
「きもいなら言って!もう来ねぇから」
「いや別に、気持ち悪くないです…」
「マジ!?良かったー。警察案件かと思った」
両手首を上に掲げてわざと手錠を嵌められたような仕草をする彼を見て少し笑ってしまった。
「私の事嫌いなんじゃなかったんですか?」
「ん?俺そんな事言った?」
「言ってました!」
「覚えてねぇわ」
「じゃああれは嘘なのか…」
「覚えてないけど嘘じゃない気がする」
「はぁ?」
どうして彼がここに来たのか本当の理由を聞いてもどうせ答えてはくれなさそう。
はぐらかされて終わりだろうから聞くのをやめた。