白いカーネーション
私も初カレなら、あっちも初カノだった。

電話をするのもぎこちなくて、彼氏彼女って、どうすればいいのかわからなかった。

とりあえず大学にいる時は、一緒にご飯を食べて。

たまの休日には、一緒に出かけて、デートみたいな物もした。

もちろん、お泊りデートもして、お互いが初相手で、気恥かしさ満載の朝も迎えた。


楽しかった。

心の底から一緒にいて、楽しいと思える相手だった。

いつの間にか、高史しか見えなくなっていた時もあった。

それがまずかった。

成績はどんどん落ちて、もはや奨学金が貰えるライン、ギリギリになってしまった。

バイトも休みがちだったから、生活費も足らなくなってきた。


「ごめん。今までみたいに付き合えない。」

現実を見た結果だった。

「俺に飽きたの?」

「ううん。勉強しなきゃいけないし、バイトも。」

「そうだよな。俺達学生なんだから。」

私達は笑ってお互いを支え合う約束をした。

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