白いカーネーション
懐かしさに、知らず知らず微笑みがこぼれる。

そして私は、一つの画像に目を見張った。


そこには白いカーネーションが、飾られていた。

「白?……」

綺麗だけれども、なぜか違和感のある色。

「カーネーションに白ってあるんだ。」


百合のような高貴な感じがするわけでもなく、かすみ草のように目立たなくもない。

とにかく不思議な佇まいだ。


大体、カーネーションはどのくらいの種類があるんだろうか。

そもそも、なぜ母の日にカーネーションが、贈られるようになったのか。


私は“母の日”という言葉を、検索してみた。

母の日の起源は、20世紀初頭に遡る。

場所はアメリカ。

アンナという女性が、亡き母を偲び、母の好きだった白いカーネーションを贈った。

それがアメリカと日本の母の日の、始まりだとされている。


母の好きな色。

だとすれば、白いカーネーションでいいのではないのか。

なぜ、赤いカーネーションなのか。


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