冷血CEOにバツイチの私が愛されるわけがない~偽りの関係のはずが独占愛を貫かれて~


 翌日は出社して朝一に最終の打ち合わせを行い、昼前にはイベントの会場となる六本木の商業施設に移動することに。

 会場入りしてから軽くお昼を取り、すぐに現地での最終確認に入る。

 今日のイベントはステージでのサービス紹介をはじめ、芸能人の登壇、さらには夕方にはイベントと連動して会場周辺の商業施設のイルミネーション点灯式も予定されていて、二部構成となる予定だ。

 イベント内容的にも華やかなものになることは間違いなく、よりサービスの周知になると思うと個人的にも非常に楽しみだ。


「唐木田さん、手が空いたら、マスコミ関係者の対応助っ人いってもらえます? なんか想定より人が集まっているみたいで」


 イベント司会者への挨拶を済ませたところに、同じチームの先輩社員に声をかけられた。


「わかりました。今行きます」

「忙しいのにありがとう。基本的には、事前に取材申し込みのあったところだけなんだけど、チーム長が状況によっては受け入れてって」


 若干予定と違う状況になっていると知り、窓口対応に急ぐ。

 今日のイベントでは芸能人の出演もあるため、事前に取材の申し込みを受けている。

 予定外の取材なんてくるものなんだと思いながら、マスコミ関係者の受付へと向かった。

 イベント用に借りている受付専用の部屋に顔を出すと、担当になっている同僚がひとり対応に追われていた。

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