神殺しのクロノスタシス7〜後編〜
「あなたには、果たしてもらわねばならぬ役目があるのです。…写し身様」

と、シディ・サクメという人が言った。

そっか。

さっきから、ずっと気になってるんだけど。

「私は『うつしみさま』なんて名前じゃないよ」

私の名前は、ベリクリーデだよ。

「存じております。…それでも、あなたは聖神ルデスの写し身様なのです」

「…嫌だな、そんな呼び方…」

「あなたにはこれから、女王陛下と謁見していただきます」

「…えっけん?」

「会っていただきたいということです」

そうなんだ。

それが、私がここに連れてこられた理由なの?

「その用事が終わったら、私、帰してもらえるの?」

「それは、女王陛下のご意思次第です…。どうぞ、こちらへ。ご案内致します」

「…うん」

よく分かんないけど。

会わなきゃいけないなら、会うよ。
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