神殺しのクロノスタシス7〜後編〜

side羽久

ーーーーー…やがて、俺達一行は、アーリヤット皇国に到着した。




「ここからは、各々自分の任務に従事してください」

指揮官のナジュが、皆にそう宣言した。

…いよいよだな。

「健闘を祈ります」

お前もな、ナジュ。

さぁ、ここからは。

「シルナ…。…行こう」

「うん、羽久」

俺とシルナはこれから、キルディリア魔王国の女王、イシュメル女王に直談判しに行く。

今頃彼女も、このアーリヤット皇国の地に降り立っているだろう。

俺達の働き如何によっては、この馬鹿げた争いを、いち早く終わらせることが出来る。

…前回彼女に会った時は、ろくに話も聞いてもらえず。

それどころか、キルディリア魔王国に半ば幽閉され…痛い目を見た記憶があるが。

今回は、そう簡単には引き下がらないからな。



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