豹変年下オオカミ君の恋愛包囲網
「生意気なガキですか。貴方にとったら七歳下の俺は、毛も生え揃っていないガキなんでしょうね。でも、そんなガキに嵌《は》められ言いなりになっている貴方は、分別ある大人の女性と言えますか? 貴方が言う子供の俺に騙されている時点で、低レベルだ。しかも、後先考えずヤケ酒して見知らぬ男について行った過去は女としても終わっている。そんな貴方にガキだと言われてもねぇ。貴方は、俺と同レベルの馬鹿なガキですよ」
「ふふっ、なら、サッサとやる事やって解放してくれないかしら。貴方の自尊心が満たされれば解放してくれるんでしょ。馬鹿な女を組み敷いて、想い通りに扱って、ズタズタにすれば、貴方の自尊心も満たされるでしょ。私の身体好きにすればいいわよ」
「ちっ! 本当に生意気。なら、俺が満足するまで付き合ってもらいますよ」

 性急な手つきで、着ていたシャツを剥ぎ取られ、履いていたスカートも抜き取られ面白みの全くない上下ベージュの下着姿にされてしまう。

「本当女捨ててんな。上下ベージュの下着って。色気のカケラもねぇ」

 改めて突きつけられた女の自尊心を粉砕する言葉に、頭がカッとなる。
 お前に言われなくたって自覚してるわ!!

「お生憎さま。下着は色気より機能性で選ぶ主義なの。こんな女相手するのも嫌でしょ。貴方の周りにいる可愛らしくて煌びやかな女のところに、さっさと戻りなさいよ、坊や」
「あぁぁ、ムカつく……」

 覆い被さって来た奴の怒りの表情を最後に視界が暗転する。熱を持った唇に唇を塞がれ、わずかに開いていた歯列から強引に舌が侵入してきた。怒りのまま暴れ回る舌に、逃げ惑う舌を捕らわれ、絡められ、吸われれば、強烈な刺激となり脳を痺れさせた。
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