私のお姉ちゃん
誰もが、その初姫の声色や雰囲気に固まっていた。
「ハ…ツ…?
どうしたの?」
そんな中、朱雨がゆっくり初姫に近づきながら窺うように言った。
「あのまま二人、キスとかしちゃいそうだったね」
「は?冗談やめろよ、ハツ」
朱雨の視線が鋭く刺さる。
夏姫は、切なく初姫を見つめている。
「冗談なんか言わない」
それでも初姫は、揺るぐことなく朱雨を見据えていた。
そこに暁也と平祐が声を掛ける。
「初姫、とりあえず落ち着こう?」
「な?
ちょっと座って?
ゆっくり話した方がいいよ」
「私は落ち着いてますよ」
確かにびっくりする程に、まるで別人のように落ち着いている初姫。
ダイヤとリツエも、緊張気味になっている。
「朱雨くん」
「え?」
「私は、朱雨くんが大好き!」
「うん、俺もハツが大好きだよ!」
「でもね……
私、ここを出てくことにした」
「…………は?」
「エリナちゃんのお家にシェアさせてもらうの」
「ハツ、何言ってんだよ!!?」
「ハツ、考え直してよ!!
なんで…そんな……」
朱雨と夏姫が、動揺し震えている。
「ここにいたら私はずっと嫉妬して、苦しくて、悲しくなるから……
それに、私がいなかったら……
お姉ちゃんは、朱雨くんと沢山ラブラブ出来るでしょ?
お姉ちゃん、正直になっていいよ。
大丈夫。
朱雨くんは、今はまだ私のことを好きでいてくれてるけど……すぐに、お姉ちゃんのことを好きになるよ!
お姉ちゃんは、素敵な人だもん!」
「ハツ、私が好きなのは暁也さんよ!」
「嘘つかないでよ!!
こんなの…私も、暁也さんだって傷つけるよ!!」
「嘘なんかじゃない!!
私が好きなのは、暁也さんなの!!
本当よ!」
「じゃあ、どうしていつもお姉ちゃんと朱雨くんは、お揃いなの?
運命の相手みたいに、通じ合ってるの!?
いつも…いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも!!!」
引っ込んでいた涙が、また溢れ出す。
そんな初姫に、平祐が言った。
「初姫ちゃん、それは二人が“似た者同士”だから!
男女としてじゃなくて、人間としてであって“恋愛”って感じじゃないよ」
「平祐の言う通りよ、初姫ちゃん!」
「二人は“昔から”こんな感じだよ?」
リツエとダイヤも、なだめるように初姫に言い聞かせた。
「ハ…ツ…?
どうしたの?」
そんな中、朱雨がゆっくり初姫に近づきながら窺うように言った。
「あのまま二人、キスとかしちゃいそうだったね」
「は?冗談やめろよ、ハツ」
朱雨の視線が鋭く刺さる。
夏姫は、切なく初姫を見つめている。
「冗談なんか言わない」
それでも初姫は、揺るぐことなく朱雨を見据えていた。
そこに暁也と平祐が声を掛ける。
「初姫、とりあえず落ち着こう?」
「な?
ちょっと座って?
ゆっくり話した方がいいよ」
「私は落ち着いてますよ」
確かにびっくりする程に、まるで別人のように落ち着いている初姫。
ダイヤとリツエも、緊張気味になっている。
「朱雨くん」
「え?」
「私は、朱雨くんが大好き!」
「うん、俺もハツが大好きだよ!」
「でもね……
私、ここを出てくことにした」
「…………は?」
「エリナちゃんのお家にシェアさせてもらうの」
「ハツ、何言ってんだよ!!?」
「ハツ、考え直してよ!!
なんで…そんな……」
朱雨と夏姫が、動揺し震えている。
「ここにいたら私はずっと嫉妬して、苦しくて、悲しくなるから……
それに、私がいなかったら……
お姉ちゃんは、朱雨くんと沢山ラブラブ出来るでしょ?
お姉ちゃん、正直になっていいよ。
大丈夫。
朱雨くんは、今はまだ私のことを好きでいてくれてるけど……すぐに、お姉ちゃんのことを好きになるよ!
お姉ちゃんは、素敵な人だもん!」
「ハツ、私が好きなのは暁也さんよ!」
「嘘つかないでよ!!
こんなの…私も、暁也さんだって傷つけるよ!!」
「嘘なんかじゃない!!
私が好きなのは、暁也さんなの!!
本当よ!」
「じゃあ、どうしていつもお姉ちゃんと朱雨くんは、お揃いなの?
運命の相手みたいに、通じ合ってるの!?
いつも…いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも!!!」
引っ込んでいた涙が、また溢れ出す。
そんな初姫に、平祐が言った。
「初姫ちゃん、それは二人が“似た者同士”だから!
男女としてじゃなくて、人間としてであって“恋愛”って感じじゃないよ」
「平祐の言う通りよ、初姫ちゃん!」
「二人は“昔から”こんな感じだよ?」
リツエとダイヤも、なだめるように初姫に言い聞かせた。